【シャニマス×ダンガンロンパ】シャイニーダンガンロンパv3 空を知らぬヒナたちよ【安価進行】Part.1
1- 20
4: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2023/05/27(土) 21:18:09.82 ID:UjM5Y6Sh0

私はそこでようやっと置かれている状況に気づいた。肌から伝わってくるひんやりとした感覚、息を吸うたびに喉にまとわりつく埃。
そして何より、手も足も曲げ伸ばしが自由にできないほどに窮屈であるということ。

「な、なんで……?!」
以下略 AAS



5: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2023/05/27(土) 21:19:40.64 ID:UjM5Y6Sh0

「……痛た」

突然に解放されたことで、体重と勢いそのままに床に倒れ込んだ。

以下略 AAS



6: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2023/05/27(土) 21:20:58.52 ID:UjM5Y6Sh0

「なにこれ、監禁……?! 私なんか拉致ってもビタ一文出ないだろうに……」

落ち着きを徐々に取り戻した私は、打ち付けた肘をさすりながら立ち上がった。
自分が監禁されていたのは金属製のロッカー。
以下略 AAS



7: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2023/05/27(土) 21:21:59.94 ID:UjM5Y6Sh0
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

確か、バイト帰りじゃなかったっけ。
店でポップ作りに勤しんでて、知らず知らずのうちに随分と熱中。遅くまで残っていた。
ああ、明日はダンスレッスンだし早く帰らなきゃなとか、昨日のバラエティで芸人さんのいじり酷かったなとか、そんなことを考えながら、ぼーっと道を歩いていた。
以下略 AAS



8: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2023/05/27(土) 21:23:36.12 ID:UjM5Y6Sh0

ああ、だめだ。結局なにも思い出せてないのと変わりない。
自分の記憶をいくら掘り起こしても出てくるのは使い物にならないものばかり。
私がここにいる理由、そしていつからここにくるのか。
その答えはいくら考えても出てきそうになさそうだ。
以下略 AAS



9: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2023/05/27(土) 21:25:10.03 ID:UjM5Y6Sh0

ダンッ!

ロッカーから吐き出されたその人物には見覚えがあった。
まんまるな頭に黒い髪、その中にはアクセントとして黄色いラインが走っている。
以下略 AAS



10: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2023/05/27(土) 21:26:33.33 ID:UjM5Y6Sh0


ルカ「オマエか、オマエがやったのか……?!」

にちか「は、はぁ……?! 常識で考えてくださいよ、そんなわけないじゃないですか!」
以下略 AAS



11: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2023/05/27(土) 21:28:01.83 ID:UjM5Y6Sh0

ルカ「……ん、なんだこれ」

すると、机の棚に手を突っ込んだ斑鳩さんが何かを引っ張り出す。
ハガキ代ほどの大きさの紙にはデカデカと何か書かれているのが距離をとっていても確認できる。
以下略 AAS



12: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2023/05/27(土) 21:29:36.33 ID:UjM5Y6Sh0

にちか「や、別に良くないです? 私だって今の状況知りたいんですよ」

ルカ「……」

以下略 AAS



13: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2023/05/27(土) 21:30:50.36 ID:UjM5Y6Sh0

にちか「……はぁ、もう」

それならもういっそ、無理矢理にでもこっちを向けてやるしかない。
幸い、そういう経験は事務所で何回も積んでいる。デスクワークにお熱なあの人に、世話を焼かせるたびに何でもやった常套手段。
以下略 AAS



996Res/860.97 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice