【シャニマス×ダンガンロンパ】シャイニーダンガンロンパv3 空を知らぬヒナたちよ【安価進行】Part.1
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263: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2023/06/08(木) 22:44:24.15 ID:1RHWTY6u0

要は結論の先送り。ただコロシアイという命題から目を背けただけなんだ。
表に出さないようにしていたつもりだったが、ルカさんは敏感に私の落胆を感じ取った。
首をぶんと横に振って、次なる言葉を拾い上げる。

ルカ「だけど、言ってしまった以上私は【責任】を取る」

にちか「責任、ですか?」

なんとなく嫌な予感がした。
子供ながらに、その言葉が付きまとうときは大抵リスクとニコイチであることを理解していたから。

ルカ「いや、元々その気……だったんだよ。私は、このコロシアイが始まってからずっとな」

にちか「ちょ、ちょっと……おっしゃる意味がわからないんですけど……」

ルカ「……前に、私の相棒の話をしたよな」

にちか「は、はい……! 研究生時代からの仲で、ユニットを組んでいて……息もピッタリだって」


ルカ「そいつは……【過去の話】だ」


にちか「……過去?」

ルカ「私とそいつはとっくに【解散してる】んだよ。私があいつについていけなかったせいでな」

にちか「……!」

伏目がちに話すその姿はなんとももの悲しげだった。
きっと彼女にとってその解散は不本意だったんだろう。
この前地下水道で私に見せた瞳の炎。その猛り具合からして、今もそれは尾を引いている。



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