【シャニマス×ダンガンロンパ】シャイニーダンガンロンパv3 空を知らぬヒナたちよ【安価進行】Part.1
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260: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2023/06/08(木) 22:39:24.06 ID:1RHWTY6u0

(……ルカさん!)

閉塞感に風穴を開けてくれたようで、一瞬飛びつきかけたが、すぐにベッドの上に座り直した。
考えなしに開けてしまっていいのか?
命のタイムリミットが迫っているのは私だけじゃない、他のみんなだってそうなんだ。
それにモノクマに提示されているおしおき免除。
いつ誰が行動に起こしたっておかしくないんだ。

(ルカさん、なんだよね……?)

そんな私の思考を急かすようにインターホンが止むことなくなり続ける。
扉の向こうにいるのはきっとルカさんなんだろうと思うけど、そうじゃなかったら?
喉のあたりをぬるい汗が伝った。

(ええい、ままよ……!)

ガチャ

ルカ「おせーよ、もっと早く開けな。心配になんだろ」

にちか「ル、ルカさん……すみません」

ルカ「冗談だよ、こんな状況なんだし、即開けてる方がキレてた」

(どのみち嫌な顔はされてたのか……)

ルカ「にちか、夜時間だけどついてきてもらってもいいか? ちょっと……【例の場所】まで」

にちか「例の場所……」

(女子トイレ奥の隠し部屋ってことは、他の人に聞かれたくない話ってことだよね)

にちか「わ、わかりました」

ルカ「よし、それじゃあ静かにいくぞ。他の連中に見つからないように」

にちか「はい……」

私とルカさんは他の人たちの目を憚りながら、こっそりと動き出した。





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