【シャニマス×ダンガンロンパ】シャイニーダンガンロンパv3 空を知らぬヒナたちよ【安価進行】Part.1
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141: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2023/06/04(日) 21:42:17.80 ID:4+ogcrc90

____結果として、あれは罠だったんだと思う。
誰かがマンホールを発見して、私たちがそれに飛びつくことも織り込み済みの罠。

下水道を突き進む道中、落とし穴やせり出す壁、警備のドローンによるエアガンの掃射……
以下略 AAS



142: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2023/06/04(日) 21:43:39.53 ID:4+ogcrc90

真乃「……ご、ごめんなさい。体が……もう限界で……」

霧子「少し、休んだ方がいいみたい……」

以下略 AAS



143: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2023/06/04(日) 21:46:14.64 ID:4+ogcrc90

モノクマ「いやぁ、しかし2日目でこの絶望のデスロードの存在に気づくとは……優秀優秀!」

モノクマ「オマエラを信じた甲斐があったってもんだよ! これでみんなも喜んでくれるよね!」

以下略 AAS



144: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2023/06/04(日) 21:46:59.18 ID:4+ogcrc90

油絵の具が壁に乱雑にぶっかけられた時のようだ。
でろりと大粒の雫が垂れ下がっていき、最終的に壁には一本の線が引かれてしまう。
それがあちこちから、どんどんと。

以下略 AAS



145: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2023/06/04(日) 21:49:15.36 ID:4+ogcrc90

樹里「……そんなイライラしても仕方ねえよ、とりあえずのところは戻ろうぜ」

ルカ「……ああ、クソッ」

以下略 AAS



146: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2023/06/04(日) 21:50:35.07 ID:4+ogcrc90

灯織「もっと……他の方法を探す時間に当てたほうがよかったのかな」

樹里「……おい、大丈夫か?」

以下略 AAS



147: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2023/06/04(日) 21:51:50.03 ID:4+ogcrc90

夏葉「……ルカも、次でダメだったら諦めて上がってくるでしょう。私たちはひと足先に撤退しましょう」

真乃「は、はい……」

以下略 AAS



148: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2023/06/04(日) 21:53:01.80 ID:4+ogcrc90

それから私は一人でルカさんが戻ってくるのを待ち続けた。
最後の愛依さんが梯子を登る音もしなくなってから、十数分と経った頃だろうか。
ようやっと横穴の方から靴でコンクリートを叩く音が聞こえてきた。
リズムが不揃いな音はフラフラとした足取りを想起させる。
以下略 AAS



149: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2023/06/04(日) 21:54:37.31 ID:4+ogcrc90

にちか「……ルカさん、どうしてそんなにもみんなを引っ張ろうとしてくれるんですか?」

ルカ「……あ? なんだよ、急に」

以下略 AAS



150: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2023/06/04(日) 21:55:24.42 ID:4+ogcrc90

危ういと思った。
相方さんへの執着を語るルカさんの瞳は目を背けたくなるほどにギラついていて、その想いには代償を伴うと思ったから。
他の何かを捨て去ってでも縋りたい。退廃的という言葉さえ当てはまってしまうような、そんな激しく燃え盛るような情動を感じてしまったから。

以下略 AAS



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