【シャニマス×ダンガンロンパ】シャイニーダンガンロンパv3 空を知らぬヒナたちよ【安価進行】Part.1
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128:数日空けてすみません、ゆっくりでも更新したいと思います ◆vqFdMa6h2.[saga]
2023/06/04(日) 21:20:53.08 ID:4+ogcrc90
4 あさひ選択

【図書室】

ルカ「……あ、いたぞ! やっと見つけた……」

にちか「はぁ……なんで朝からこんな埃っぽいとこにいるんですかね、この子……」

私とルカさんは二人で芹沢さんに声をかける係を引き受けた。
寄宿舎に呼びに行くだけの簡単な任務だと思いきや、インターホンを鳴らしても応答はなし。
そこからどこか校内をぶらついてるんだろうと軽い気持ちで探し始めて……数十分。
まさかと思って地下に来てみてやっとその姿を見つけた。

あさひ「……? あれ、どうしたんっすか? 二人とも」

芹沢さんは私たちに気づくとキョトンとした様子で首を傾げた。

にちか「どうしたもこうしたもないよ……今、みんなで朝ごはん食べようってことになってて、それで食堂に集まってない人に声かけてたとこなんだよ」

あさひ「ふーん、大変っすね」

にちか「ふーん……ってなんでそんな他人事みたいな言い方出来るんですかね……」

ルカ「おい、オマエも一緒に食うんだよ。早く着いてこい」

あさひ「えー……? わたし、別にいっすよ。適当に自分で食べるんで」

ルカ「わがまま言うな、こんな状況なんだから集団行動には応じてくれ」

あさひ「……」

ルカさんがすごんで見せると、少し気圧されたのか芹沢さんは渋々こちら側へと歩いてきてくれた。
一応は朝食会に参加してくれるらしい。
本人としてはあからさまに納得してないらしく、ずっと唇を尖らせて不服を示していた。

にちか「にしても芹沢さん、なんで図書室なんかにいたの?」

あさひ「んー……本が読みたかったからっすね!」

ルカ「本だぁ? そんな読書家なのか、テメェ」

あさひ「あはは、わたしこれでも【超研究生級の博士ちゃん】っすから」

……まあ、図書室にいたってんならそれぐらいしか理由はないよね。
そう納得した。納得したはずなんだけど……

私たちが彼女の姿を見つけた時、その手には何も本なんか持っていなかったし、彼女はじっと奥の本棚を見つめていただけだったような気がするんだよね。

……思い違い、なのかな。

【芹沢あさひの親愛度が上昇しました】

【現在の親愛度レベル…0.5】



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