【安価】【虹ヶ咲学園】せつ菜「あなたは確か、>>3同好会の」 ???「……」
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75:名無しNIPPER
2023/05/27(土) 22:39:02.50 ID:RhZNFyz10
 ──その後。
 ミアさんは自室で璃奈さんのオススメホラーゲームを延々とプレイし続けることとなり、枯れるほど涙を流し、三日三晩悪夢に悩まされたそうです。
 その悪夢に悩んでいるところを、璃奈さんが相談に乗ることで段々とミアさんは璃奈さんへの依存度が高まっていって、今では四六時中璃奈さんの隣に座ったり、後ろにくっついていて、璃奈ちゃんボードの一ページを拝借してそれを深呼吸したりと……なんだか、とっても心配になってきました。
 ですが、心配することがそれくらいしかないので、平和な日常を過ごせている証拠なのでしょう……と私は思うのです。

演劇部部長「ふふっ、最高だよ、しずく。まさか、君の他にも、スクールアイドル同好会に逸材が”二人”もいるなんて。まだまだ二人のことを知りたいな……しずく、今夜は二人きりで、彼女たちのことを私に教えてくれないかな?」

しずく「? 二人のことを知りたいなら、直接会うように言いますよ?」

演劇部部長「釣れないね……けど、そこもまたしずくの魅力だね」フフン

 他にも、ミアさんの抱えていた「自分の表現を作曲以外でしたい」という願いも、しずくさんの手によって叶いました。
 私たちが全く気付かなかったほどの変装能力と、感情を乱されながらも口調や喋り方を保てる演技力と精神力……それらを買われて、ミアさんも演劇部の舞台に足を踏み入れることになったみたいです。
 彼方さんのおかげで、巡り巡って新たな発見が出来た……と演劇部の部長さんも大喜びしていました。

エマ「今日もお疲れ様だよー」

侑「う〜ん……エマさんからの膝枕からしか得られない栄養素……彼方さんはこんなの毎日味わってたんだな〜……」

ランジュ「エマ、次はアタシにもお願いするわ! それで、その後にアタシがエマのこと膝枕してあげる!」

エマ「ありがとう、ランジュちゃん。じゃあ、楽しみにさせてもらうね〜」

 エマさんたちには特に変わりはないようですが……変わることだけが良いことではない、とも私は知っています。
 平和な日常を過ごすというのは、変わりのない、なんでもない日々。
 そういうのも、また良いのでしょう。

せつ菜「……そういう平和を守れて、実に良かったです」


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