「今日からあなたは、仮面ライダーです」 せつ菜「へ?」
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16:名無しNIPPER
2023/05/22(月) 10:25:36.00 ID:M7t/lYat0
〜第2ウェーブはカット〜

秀秋「言われた通り今回は囮とかは使わなかったぞ。これで満足かよ」

せつ菜「はい。私もなるべく防衛に徹せるよう頑張りましたし、最後のウェーブまで守りを重視しましょう。無理に突撃しなくても、この戦力なら堅実に戦った方がいいみたいですし」

千春「プロペラって、飛ぶ以外にも使えたんですねぇ……アドバイスありがとうございました」フゥー



夏雄「いちち……ちょっとマズかったな。変身解除だけで済んで良かった」

幸「夏雄くん大丈夫? あたしのバックル使う?」スッ

夏雄「いや、女の子に小型バックル使わせるわけにもいかないからいいよ。それに、今はチームでも次のゲームではライバルかもしれないしな」

冬樹「夏雄くん、流石だね……紳士の鑑だ。ところで、良かったらそのハンマー僕と交換しないかい? ドリルだと戦い辛いんだ」

夏雄「誰がやるか、俺だってハンマーで戦ってても辛いんだぞ」

冬樹「がーん……」

せつ菜(あっちのチームは楽しそうですね……)チラ

秀秋「なんだよ、またなんか文句あんのかよ」

せつ菜「いえ。何かお喋りでもしませんか? と思いまして……」

秀秋「話題がねぇだろ」

千春「じゃ、じゃあ趣味とかどうですか?」

せつ菜「趣味ですか……私はラノベを読むこととかが好きですね。燃えるようなバトルの描写があると、私の心にも火が付きますから!」ペカー

秀秋「……俺は飯を食うことだな」

千春「私はスクールアイドルの応援……です。見てると、元気を貰えるんです。だから私、デザイアカードには『スクールアイドルのことがもっと知られる世界』って書いたんです」

せつ菜「いいご趣味ですね。渡辺さんのその『大好き』の気持ちが伝わるのを、私も願います!」

秀秋「フン……アイドルだかなんだか知らねえが、ふざけた願いだな」

千春「ひっ……」

せつ菜「……そういう佐藤さんは、どういう願いなんですか?」

秀秋「『俺が大金持ちになってる世界』だ」

千春「俗物的。クールぶってるくせに……」

秀秋「あぁ!? もういっぺん言ってみろ! 次はバックルなしでブッ飛ばされてえのか!?」

せつ菜「ま、まぁまぁ落ち着いてください! お互いの『大好き』をバカにし合うのはダメです!」

秀秋「……チッ。競い合いのゲームになったら覚えてろよ」

千春(あの人、ちょっと嫌い……)

せつ菜(私たちのチーム、大丈夫なんでしょうか……いえ、弱気になってはダメです。こんな風にまとまらないのは個性が強い証拠、同好会の皆さんのように、個々の魅力や力を活かせるチームになるように頑張るのみです!)


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