8:名無しNIPPER[saga]
2023/05/17(水) 01:16:23.31 ID:h7CFb7ClO
小五郎『飲んでいないはずの味噌汁の具を知っていた。それは何故か』
小五郎『見たからですよ……被害者を殺害するその瞬間! 喉に油揚げを詰め込む時にね!』
ヘルパーC「ち、違う! 単に油揚げと聞いて、味噌汁を連想しただけだ!」
ヘルパーC「やってない! あんなババア! 殺す価値も無い!」
小五郎『認めませんか。いいでしょう。ところで警部殿、油揚げを被害者の喉に詰める場合、どうしますか?』
目暮「どうする? それはどういう意味かね?」
小五郎『どのように詰めるのか、という意味です』
目暮「どのようにって……まあ、味噌汁の中の油揚げを大量に御玉で掬うのは難しいから……」
目暮「手で直接掴むしかないだろうな。幸い、味噌汁は冷え切っているようだし……」
小五郎『そう。被害者の喉に油揚げを詰めるなんて芸当、道具を使っては不可能だ。犯人は直接、腕を味噌汁へ入れる必要があった……』
小五郎『そんなことをすれば、手が味噌汁で濡れるのは必須。だが、手を洗いに行くためにはテレビ横の出入り口を通る必要がある』
蘭「あれ? でも、ヒルナンデスを観ている時は誰も通らなかったけど……」
高木「洗えないとなると、タオルやハンカチで拭き取るしか……!」
小五郎『ところで、貴方のお尻のポケット……少し湿っているようですが』
ヘルパーC「!!!」
小五郎『そのお尻のポケットに入っているんじゃないですか。味噌汁で湿った、貴方のハンカチが!』
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