安価とコンマでテニスの王子様になる
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705:名無しNIPPER
2023/05/11(木) 21:29:54.29 ID:6CXT9aYDo
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大石「千石も食らいついてきたな」

桃城「もの凄い集中力だ…」

不二「越前のスピードもうまく止められてるね」

千石(亜久津がいて、俺が勝てれば全国だって…!)

千石(負けるわけにはいかない…のに…!!)

堀尾「でも越前の攻めは止まらん!」

越前「はああああああ!!!!」

ギュルギュル

千石「うおおおおおお!!!」ドン!

審判「…アウト!ゲームセット!ウォンバイ越前!6-1!」

「おおおおおおおお!!!」

荒井「やったぜ!決勝進出だ!」

乾「ナイスゲーム越前」

竜崎「よくやったねリョーマ!」

桃城「俺があれだけ苦戦した千石さんにあっさり勝ちやがって」グリグリ

越前「痛いっす…」


伴爺「千石くん…」

千石「すまん伴爺、また負けちまったよ…」

伴爺(あなたのテニスセンスは誰にも負けてないと思いますよ、あとはあなた次第です)

千石「もっかい1から自分のテニスを変えようと思っています……勝つために!」


榊「お疲れ越前!」

越前「榊もね…すごかったじゃん」

榊「おおきに…うん?」


壇「亜久津先輩!!なんでテニスを辞めちゃうんですか!?」ダッ

亜久津「……」

壇「先輩はボクの憧れなんです!背も高いし骨格も大きいし強くて堂々としてて!ボクはひっくり返ったってなれないんです!」

壇「……」

壇「やめないでください」ポロポロ

亜久津「太一…俺を目指してもその先に可能性はない(・・・・・)ぜ」

壇「か、可能性…?」ポロ

亜久津「」スッ

亜久津「待ってるみたいだぜお前を」

壇「えっ…」

亜久津「じゃあな」スタスタ

壇「」ボロボロ

壇「ボ、ボクも…選手としてあのコートに立ちたいです!!いえ、立つです!!」ゴシゴシ

亜久津「……」フッ



この後、山吹マネージャー壇太一は南部長に入部届けを渡した

そして、亜久津仁は二度とテニスコートに現れることはなかった


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