【ミリマス】野々原茜「今は昔、プロちゃんというものありけり」
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13: ◆OtiAGlay2E[sage]
2023/04/20(木) 21:52:34.75 ID:+2A2IV6OO
と俺は思っている。だから茜自身の力が伸ばせる場所がほかにもあるんじゃないか?」

「……あのね、プロちゃん。確かに茜ちゃんはトップアイドルを目指してるよ?けどね、もし茜ちゃんがトップアイドルになったとしても、プロちゃんと一緒じゃないと意味がないんだよ?だから移籍なんてするわけがないよ」

「茜……」

「……だって、もしよその事務所に行って茜ちゃん人形の販売を許してくれなかったらどーするの!?人類にとって損失だよ!?」

「……ウチも許した覚えはないんだけどな」

そう言って茜はどこに隠し持っていたのかまだ見たことのない茜ちゃん人形を取り出して見せてきた。というか、また勝手に作ったのか。
ちょっとジーンときてしまったが、そのあとの言葉のせいですぐに引っ込んでしまった。
いや、でもこれも茜らしくはあるか。気づけば、俺の不安も彼女の手によって綺麗さっぱり無くなっていた。こういうところはやっぱりこいつの良さなんだよな。

ーだから俺はあの時彼女をスカウトしたのだろう。


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