ハルト「僕のポケモンたちの様子がおかしい」【ポケモンSV】
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7:名無しNIPPER[saga]
2023/04/20(木) 21:02:36.82 ID:PQbgAzdiO
スマホロトムをスリープさせ、そろそろ移動しようとピクニックセットを片付ける。

その時、カヌチャンから目を離してしまったのが僕の過ちだった。

キリキザン「Zzz」

日光浴を満喫し、快眠中の野生のキリキザン。何故プラトタウン近くにいるのかはともかく、あのシルエットは間違いなくキリキザンだった。ロトムもそう言ってた。

カヌチャンはそんなおねむなキリキザンに忍び寄り。

カヌチャン「ちゃ〜!!!」

すぐ隣にあった岩を、ガラガラのような棍棒で何度も叩いた。

甲高い音が耳をつんざく。ヌメラやアマカジはぽけーっとしてるが、他の三匹はかなり堪えたのか目を回している。

そして、そんなばくおんぱじみた攻撃を受けたキリキザンは。

キリキザン「………!?』

びっくりしたのか大きく飛び跳ね、頭が頭上の木に刺さってしまう。慌てふためくキリキザンをよそに、カヌチャンはくすくすと笑っていた。

コマタナ同士の戦いを生き延びたものだけがキリキザンになれると聞いたことがある。

そんな歴戦の強者であるキリキザンに臆することなくちょっかいを掛けたカヌチャンは、もしかしたらとんでもなく強いポケモンになるのかもしれない。

そんなことを思いながら、僕はコライドンに乗って逃走した。

宝探しが始まって三時間。また僕はオレンジアカデミーに戻ってきた。寿命が縮んだ気がした。


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