ハルト「僕のポケモンたちの様子がおかしい」【ポケモンSV】
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12:名無しNIPPER[saga]
2023/04/20(木) 22:32:34.15 ID:XQboDlUIO
注文したたまごサンドが運ばれる。六匹と僕が食べる分がまとめて来ただけあって、そのボリュームは圧倒的だ。

食欲をそそるいい匂いが鼻をくすぐる。ポケモンたちもソワソワし始めた。

だが、まだだ。まだこのサンドイッチは完成していない。ここにケチャップでアクセントを加えることで真のたまごサンドへと生まれ変わるのだ。

調味料に一番近い席に座っているボタンに、ケチャップをかけてもらうように頼む。

ボタンは快く了承してくれ、赤いボトルを手に取り、そして。

ボタン「…あっ!?」

たまごサンドにソースを絞った瞬間、緩んでいたのか蓋が弾け飛び、中身が全てたまごサンドへと降り掛かる。

そして、気づく。たまごサンドに掛かったソースがケチャップでないことに、気づいてしまう。

ペパー「こ…こりゃあヤバそうちゃんだぜ…!これ、ケチャップじゃなくてハバネロエキスだ!」

ネモ「えっ!?スゴヴィランから抽出してるっていうあの激辛ソース!?」

そう。ケチャップのように見えたそれは、泣く子も黙る超激辛ハバネロエキスだったのだ。

おそらく、誰かのゾロアがイタズラにすり替えていたのだろう。アカデミー内でたびたび見かけていたから可能性が充分考えられる。

さて、どうしたものか。苦笑いを浮かべつつ、僕はたまごサンドをどうするか考えた。


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