【リコリス・リコイル】千束「……本気で言ってるの、それ」
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51:名無しNIPPER[sage]
2023/04/20(木) 18:34:34.61 ID:m5lu7S3d0
フキ「Xデーは明日、X時は0700時。敵の大部分と人質が一階ロビーに会する朝食時を狙う」

フキ「前回のヘリ撃墜の失敗を鑑みて、屋上からの強襲は期待できない。事前に発見されれば、またぞろ撃墜されてしまうからな。その穴は私ら四人で内側からカバーする」

フキ「間髪入れず、SATの二個小隊が正面玄関と裏から突入してくることになっている」

フキ「最初に私らがしなければならないのは、何と言っても1階にあるRPG-7の無力化だ。これができないと、突入してくるSATが車輌ごと吹き飛ばされてしまう」

フキ「その点ではヘリ強襲と同じリスクを負うが、少なくとも空からヘリで接近するよりは敵に暴露する時間が短いからリスクは低い。それでSATは全員車輌で投入されることとなった」

フキ「同時に、人質達の防衛だ。戦闘中にパニックになって走り回られたら大ごとだ。SATが突入と同時に、車輌の陰に受け入れる体制を取ってくれるから、私らは私らで人質を病棟外に誘導する必要がある」

フキ「人質の誘導役は、たきなに任せたい」

たきな「ま、待って下さい。私の射撃スコアはこの中でもトップクラスです。攻撃班に入れてください!」

フキ「人質の誘導も重要な任務だ。人質を伏せさせて、タイミングを見計らって誘導し、SATに保護をリレーする。どれ一つミスっても成功しねぇ。私や千束のようなファーストならともかく、経験の浅いサクラには任せられねえし……」

サクラ「……」グヌヌ

たきな「ですが……」

フキ「それに、いくら千束とお前の射撃スコアが良いとは言っても、私らが持ち弾丸を使い果たしてしまった場合を考えろ。AKの扱いは、今の私とサクラには及ばねぇはずだ」

サクラ「……」フンス

フキ「ましてやお前はただでさえ血の気が多い。下手したら銃撃戦に夢中になって、周りが見えなくなるだろ」

たきな「……、……」


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