【リコリス・リコイル】千束「……本気で言ってるの、それ」
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32:名無しNIPPER[sage]
2023/04/20(木) 17:38:34.58 ID:m5lu7S3d0
屋上

バラバラバラ……

副リーダー「おかしいですね、あのヘリ、さっきからホバリングしたままだ。なぜ、さっさと降りてこないんでしょう?」

リーダー「……嫌な予感がする。まるで何かのタイミングを待っているように感じる」

リーダー「トランシーバーはあるか?ヘリのパイロットに通信。ヘリを屋上でなく駐車場に降ろさせろ」

副リーダー「……は?1階にですか?」

リーダー「そうだ。急げ」

副リーダー「こちら日赤戦線。着陸場所の変更を指示する。正面玄関前駐車場に着陸せよ」

ヘリパイ『な、何だと?今更着陸場所を変えられるか!』

副リーダー「屋上に亀裂を確認した。旧棟のため老朽化したものと思われる。着陸場所を変更せよ」

ヘリパイ『待て!駐車場にはバスがいるだろう!』

副リーダー「バスはこれからどかす」

ヘリパイ『そ、それに駐車場周囲には電線もあるため危険だ!安全に着陸する自信がない!』

副リーダー「だったら亀裂の入った屋上に着陸を強行するか?そちらはおろか、我々と人質の安全も危険に晒すことになるぞ」

ヘリパイ『そ、そうであれば、屋上には接地せずに超低空でホバリングしながら君らを受け入れる!それなら問題ないだろう!』

副リーダー「申し訳ないが、我々は貴官の操縦の腕を完全に信頼している訳ではない。それに、我々はいいとしても、人質として連れていく医療従事者らが安全に搭乗できる保証もない」

リーダー(いやに抵抗するじゃないか。どうしても屋上に着陸したいという訳か)

リーダー「……ということは、嫌な予感は的中という訳だ」

ヘリパイ『と、とにかくいったん上に確認する!しばらく待て!』


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