バードストライク・アウト(相棒×名探偵コナン)
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17:Bard・t ◆hQSAQDhr.k[saga]
2023/04/07(金) 02:51:17.70 ID:vQxPifQB0
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連絡を受けた警視庁公安部風見裕也警部補は、
喫茶店「ポアロ」に駆け付けると共に、
警視庁SSBC内の協力者に「ポアロ」を中心とした範囲指定で検索を依頼。
ミルクティーと珈琲で一服して「ポアロ」を出た後の杉下右京と冠城亘を
直近の防犯カメラ映像を手掛かりに現状を視認し、複数の部下と共に追尾。
途中身構えるべき事態がありながらも、介入指示が出ない儘事態は収束した。
改めて追尾を続けている最中に、風見が振動するスマホを取ると
発信元として公衆電話が表示されていた。
「もしもし」
「僕だ。特命係はジョン・ボイドに目を付けた」
「止めますか?」
「いや、この際彼らに役割を果たしてもらおう」
「役割、ですか?」
「事件の本筋を合法的手段、刑事警察の現場に繋げる役割だ」
「そちらが本筋ですか」
「その可能性は高い。
そして、こちら側でここまで片鱗も掴めていない以上、
本来は彼らの分野の事件なのだろう」
「確かに、既存の組織に関わる情報には見るべきものがなく、
仮にテロだとしてもローンウルフ、或いはそれに近い、
組織的把握の難しいタイプだと言う見方が有力です」
「そうであれば、そろそろ縛られた手足を解放した方がいい。
それには彼らがうってつけだ。
恐らく、同じ事を考えた者がいるからこそ、
彼らはこうして動いているんだろう」
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