ダヴィンチちゃん「見たまえ! これがマスターの好感度可視化装置だ!」【安価有】
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カドックボーナスでどっちも書いたった
2023/05/05(金) 00:59:29.46 ID:nJQ1gopU0
エミヤ「さて、頼みごと……という建前で私を呼び出した理由はなんだろうか?」
カドック「あの二人に隠す理由も無いのかもしれないけど、人に見られたいような事でも無いだろ」紙を渡す
エミヤ「これは…………」
カドック「僕はあんたが悪いとは思わない。あいつの境遇を考えれば無意識にそうなるのは当然の事だと思うし、ここにいるサーヴァント達の多くがそれについて思う所があるのは分かってる」
エミヤ「だろうな」
カドック「ただ、多分だけど、あんたは近過ぎるんだと思う。距離って話じゃなくて、空気感って言うのかな」
エミヤ「そうかね? そんなふうに思った事は無かったが」
カドック「料理に郷愁を誘われるんだろ。他にも料理をしてるサーヴァントはいるが、あんたは多分近過ぎる」
エミヤ「……なるほど」
カドック「さっきも言ったがそれが悪い事とは思わない。ただ空気感が近過ぎて過去を思い出して、そんな時に普段は意識もしてないような視線が強く印象に残るんだろ」
エミヤ「なんとも……難しい話だな」
カドック「普通にしてればいいんじゃないか? 考えても誰にもどうしようもない事だし、本当にしんどかったら食堂にも寄り付かないだろ」
エミヤ「…………せめて食事の時くらいは辛い現実を忘れさせてやろうと、オレは無意識にそう思っていたのかもしれないな」
カドック「それを見てあんたがどうするかは好きにしてくれ。僕は藤丸の方が悪いと思うしな」
エミヤ「マスターがか?」
カドック「無意識に悪い部分だけを切り取ってるだろ、それだけ見ると。食べてる時は毎回幸せそうにしてるくせに、そっちじゃなくだ」
エミヤ「そういう考え方もある、のか?」
カドック「楽しい部分じゃなくてその時の嫌な部分だけを後生大事に持ってるなんて……って僕が言えた事でもないか……。とにかく僕はそう思うってだけだ。じゃあな」
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