271: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/22(日) 22:36:55.10 ID:WJlAx85d0
🎙 🎙 🎙
──ツシマ研究所。
せつ菜「みんな〜! ご飯の時間だよ〜!」
「ププリ〜」「ピチュピチュ♪」「ピィ〜♪」
せつ菜「わっ!? じ、順番にあげるからね〜!」
「プププリン」「ピッチュ♪」「ピィ♪」
元気なベイビィポケモンたちに群がられながらも、どうにか1匹1匹に餌を配っていく。
そんな私の様子を見て、
善子「菜々……別に無理に手伝いに来なくてもいいのよ? 忙しいでしょ?」
ヨハネ博士が肩を竦めながら言う。
せつ菜「いえ! 私は、こうして博士のお手伝いを出来るのが嬉しいんです!」
善子「そう言ってくれるのは嬉しいけど……」
せつ菜「それに……来たる千歌さんとの戦いに備えて、聞きたいこともたくさんありますし!」
最近、私はよくヨハネ博士と一緒に、対千歌さんのための対策と研究を頻繁に行っている。
善子「ふふっ、気合い入ってるわね」
せつ菜「次挑むときは──絶対に勝つつもりですから!」
オトノキ地方の、チャンピオンになるために──
──ヨハネ博士に、チャンピオンマントを羽織った私の姿を、見せるために……。
ひととおり、餌やりを終え、
せつ菜「ですので……今日もよろしくお願いします!」
善子「……わかった。可愛いリトルデーモンの頼みだものね」
そう言いながら、ヨハネ博士がプロジェクターの準備を始める。
これから二人で、千歌さんの試合映像を見ながら研究の時間です!
せつ菜「みんなも! しっかり対策練って、次こそは千歌さんに勝つよ!!」
「ラオスッ!!!!」「ゲンガァーー!!!」「ドサイッ!!!」「ムドーーー!!!!」「フゥ」「…ワォォォーン!!!」
善子「ふふ、期待してるわよ──菜々」
せつ菜「はいっ!!」
私、菜々は──ポケモントレーナーせつ菜として、前に進んでいます……!
最強のトレーナーを目指して、今日も、これからも────!!
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