572:名無しNIPPER
2024/12/01(日) 12:55:37.48 ID:sot6XKaPO
スグリ「…さっきまでさ、学園の友達と、通話してたんだけどな…」
ヒカリ「学園…ああ、グレープアカデミーだっけ?ハルトたちの通ってる。」
スグリ「いや、俺はブルーベリー学園っていう、イッシュにある別の学校で…そこにはリーグ部ってのがあってな。そのリーグ部の友達。」
ヒカリ「リーグ部?」
スグリ「学園内でバトルのリーグ戦をやってて…それに部活として取り組むのがリーグ部なんだ。」
ヒカリ「へー。面白い部活だね。学校全体でバトルするんだ?」
スグリ「んだな。通話してた友達はリーグの四天王だ。」
ヒカリ「四天王と友達?ってことはスグリも四天王?」
スグリ「いや、俺は…今はランキングから降りてて…まあ、一応チャンピオンだった時もあるけんど…」
ヒカリ「チャンピオン!ハルトの友達って聞いてたから強いトレーナーなんだろうとは思ってたけど、やっぱりそうなんだ!」
スグリ「いや、俺はハルトやネモ何かと比べると全然で…チャンピオンのときも、強くなってハルトに勝つことに囚われすぎて何もかも見えなくなって…みんなから嫌われてたんだ。」
ヒカリ「スグリが?そんなふうには思えないけどね。バトルもコンテストも楽しんでるように見えてたけど。」
スグリ「俺に楽しむ気持ちを思い出させてくれたのがハルト…見捨てないでいてくれた姉ちゃん、俺なんかをまた受け入れてくれてる四天王…リーグ部のみんなのおかげだな。アカマツはいつも通り真っ直ぐで、ネリネやタロは俺をいろいろ助けてくれて…カキツバタはまあ…あいつなりに雰囲気よくしようとしてくれるんだろうな。」
ヒカリ「…」
スグリ「…あ、ごめんな…俺のことばっかり…面白くないよな……」
ヒカリ「面白いよ。これから旅する友達のことなんだから。その四天王の人たちとも話してみたいね、今度は私がいるときに通話繋いでよ。」
スグリ「うん、そだな。きっと仲良く出来ると思う…」
ヒカリ「よし、スグリが色々聞かせてくれたから、私もちょっと話しちゃおうかな!何でも答えて上げるよ!」
スグリ「な、なんでも?」
ヒカリ「うん、なんでも!」
スグリ「んじゃあ…」
1 ヒカリの旅の目的
2 ヒカリから見たハルト
3 自由安価
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