145:名無しNIPPER
2023/12/16(土) 22:54:02.14 ID:XSx7ObrMO
ペパー「…じゃあ、俺とこいつ、マフィティフの話でもしようかな。」
マフィティフ「ばうっ!わう!」
お嬢様「あら、見たことのないポケモン。」
ペパー「…俺の親、ポケモン研究者なんだけど、研究に没頭しててとっても忙しくてさ、ほとんど家にいなかったんだよ。仕方ないとわかっていても正直寂しさはあったんだ。そんな中で、俺とずっと一緒にいてくれたのがこいつなんだよ。」
お嬢様「…そう、大切なポケモンなのね。」
ペパー「そうだな。大事な相棒だ。…今でこそ元気だけど、ちょっと前までかなり衰弱しててさ。」
お嬢様「まあ、どうして?」
ペパー「…親父を追って危険な場所に行ったら強いポケモンに襲われて、大怪我してな…なんとか逃げ出せはしたんだが、ポケモンセンターでもきずぐすりでも治せなかったんだ。」
お嬢様「どうやって回復したの?」
ペパー「秘伝スパイスっていうのを使ったんだ。あの頃は藁にも縋る思いだったな。パルデア地方の各地を探し回って、ヌシポケモンと戦って…」
お嬢様「その子を救うために冒険したのね。パルデアって言ったけど、シンオウにはなんで来たの?」
ペパー「ああ、それでその冒険の途中で出会ったダチに誘われてな。マフィティフも完全回復したから、色んなところを見せてやろうと思ってさ。」
お嬢様「…なるほどね……ありがとう、あなたのその子への思いはわかったわ。…私にも昔そういう子がいたもの。」
ペパー「…その子ってのは一体どんなやつなんだ?」
お嬢様「後で教えてあげる。…さあ、次はあなた、あなたはどんな話を聞かせてくれるの?」
ボタン「うち?うちは…」
1、家族のこと
2、ポケモンのこと
3、友達のこと
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