492: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/01(日) 12:13:16.75 ID:w+jDVHjQ0
インテレオンが吹き飛ばされる。
しずく「戻って……!! インテレオン……!!」
直撃を受けたインテレオンは、あえなく戦闘不能……ですが、お陰で“シャドーボール”は消え去った……!
かすみ「ブリムオンッ!! “サイコ──」
目の前のズガドーンに攻撃を食らわせてやろうと思ったけど、
せつ菜「“オーバーヒート”」
「ガドーーンッ」
こっちが攻撃態勢に入るよりも早く、ズガドーンの体から真っ赤な熱波がかすみんたちを襲った。
かすみ「あっつ……!!?」
「リムオンッ…!!!?」
“ひかりのかべ”で防いでいるにも関わらず、全身が焼け焦げるような熱波が周囲一帯に広がっていく。
そんな中、
「リムオンッ!!!」
かすみ「ブリムオン……!?」
ブリムオンが一歩前に出て、さらに私の周囲だけサイコパワーで熱波を逸らし始める。
かすみ「だ、ダメ……!! ブリムオンが燃えちゃう……!!」
「リムゥォォォンッ!!!!」
しずく「ロズレイドッ、“はなふぶき”ッ!!」
「ロズレッ!!!」
しず子が、少しでも熱波を防ぐようにと、ブリムオンの目の前にお花の壁を吹かせるけど──向こうは業炎、こっちは花。花は一瞬で燃え尽きてしまう。
そのとき、ちょうど、
「……カインッ!!!」
ジュカインが“かみなり”を吸収しきり、
かすみ「か、“かまいたち”ッ!!」
「カインッ!!!!」
背後から、ジュカインが刃を振るって作り出した“かまいたち”が飛んできて、それを身を捻って避けながら、かすみんは後ろに逃げる。
真空の刃が熱波をど真ん中から斬り払う。
どうにか、広がる熱波に対する逃げ道を見つけて、かすみんが致命傷を受けるのは免れたけど──
「リム…オン…」
ブリムオンが崩れ落ちた。
かすみ「……っ……」
やっと落ち着いたフィールドでは──先ほど“マジカルフレイム”で戦闘不能になったツンベアーが横たわり、“ロックブラスト”で弾き飛ばされたサニゴーンが気絶して転がっている。
「ガドーンッ」
そんな中、目の前でくねくねと身をくねらせているズガドーンと、かすみんの間に割って入るように、
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