349: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/27(火) 02:19:42.72 ID:0yMsBTVK0
■Intermission🎹
「ニャ…」
「遥ちゃん……!! こっち!!」
「うん!!」
姉妹が大きなシップへと乗り込んでいく。
「ニャァ〜…」
それを追って、シップへと乗り込んでいく。
──やがて、シップは発進し、異空間の中を突き進んでいくが……。
ドォンッ!!! と鳴り響く轟音と共に、激しい揺れに見舞われる。
「ニャァァァッ!!!!?」
そのまま視界は……光に包まれた。
──
────
「ニャァ…」
目が覚めたら、浜辺に居た。
起き上がって、歩き出した。
お腹が空いたら、“きのみ”を探して食べた。
食べたら、また歩き出す。
「シャーーーボックッ!!!!!」
「ウニャァーーーッ!!!!」
時に自分より大きなポケモンに襲われた。
頑張って戦って、倒したら……また歩き出す。
雨が降ってきた。でも歩く。
すごい日差しに照らされて暑くて仕方がない。でも歩く。
風が強くて吹き飛ばされそうになる。でも歩く。
雪が降ってきて凍えそうになる。でも歩く。
歩いて歩いて歩いて歩いて歩いて……歩いて……。
『──そっか。じゃあ、今は心の準備中なんだね』
「うん、そんな感じかな」
「ニャ…?」
声がした。初めて聞く声だけど、すごく懐かしい声だった。
近寄ってみる。
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