夜守コウ「恋が目的じゃないから」七草ナズナ「そうだねぇ、困ったねぇ、コウくん?」
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7:名無しNIPPER[sage saga]
2022/12/13(火) 23:20:22.50 ID:gNEOL+1+O
「それで? コウくんはどうすんの?」

仮説は合っていたらしい。解決策はわかる。

「優先順位を、変える」
「具体的には?」

具体的にと言われると困る。どうしようか。

「い、いっぱい、キスする、とか……?」
「エロガキ」

ダメだった。それじゃあただの性欲だった。

「ま、あたしは構わねーけど? コウくんがしたいなら何回でもチュッチュッしてあげる」
「け、結構です!」

そうじゃない。そうじゃないんだ。そういうエロいことは恋とは程遠いものだ。もっとこうなんて言うか、そう。素朴なことなんだ。

「とりあえず、もっと沢山ナズナちゃんと話して、いっぱい一緒に過ごして、それで楽しいとか嬉しいとか、時には悲しいとかを共有して。そしたらきっと、俺は君に恋を……」
「甘いな」

え? わりと良い感じのことを言ってたのに。

「甘い甘い。甘ったれてんなよ、コウくん。そんなことじゃ、何百年経っても恋なんか出来やしねーよ。舐めてんのかって話なわけ」
「悪かったですね……どーせ俺には恋愛感情なんて一生理解出来ませんよ」
「拗ねんなって。理解出来ないならさぁ」

ぐいっと顎を引かれ、目と目で見つめ合う。

「あたしが理解させてやんよ」

そう言って吸血鬼は嗤う。嗜虐的に微笑む。


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