【シャニマス×ダンロン】にちか「それは違くないですかー!?」【安価進行】 Part.5
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◆vqFdMa6h2.
[saga]
2022/12/03(土) 22:51:41.85 ID:ZSVkFOz00
「まるで、眠ってるみたいですね」
まるで、という言葉は正しくない。
彼女は実際に眠っているのだ、長く、永い、眠りの中にいる。
「失礼な言い方になりますけど、こんな終わり方って無責任じゃないですか……美琴さんに、こんな想いをさせたまま、遺したままなんて」
痩身の女性は目を潤ませることもなく静かに亡骸を見つめていた。
二人には、確かに肩を並べた時間があった。
共に汗を流し、労いあった時間があった。
それがどれほどか細く、どれほど微かだとしても、二人の間をつなぐ糸が確かにあった。
「せめて、自分の言葉で、本当の自分で想いを伝えてからですよ……新世界プログラムなんかじゃなくて」
その糸を、横に立つ少女が指で弾いた。
ピンと張られた糸はその力で小刻みに震え、高く透き通った音を立てる。
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