侑「ポケットモンスター虹ヶ咲!」
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234: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/09(水) 11:27:00.24 ID:hVp6cgNM0

侑「初めて見るポケモンだ……」

歩夢「私も……」

リナ『エレズン あかごポケモン 高さ0.4m 重さ11.0kg
  体内の 毒袋に 溜めた 毒素を 皮膚から
  分泌。 毒素を 化学変化 させて 電気を 出す。
  電力は 弱いが 触ると ビリビリと 痺れる。』

侑「へー、エレズンって言うんだ」

愛「この子はつい昨日タマゴから孵ったばっかのエレズンなんだよね」

侑「育て屋さんで受け取ったタマゴから生まれた子ってこと?」

愛「そういうこと。エレズンも無事に“孵った”から、さっさとコメコに“帰った”ろうと思ったんだよね〜」

侑「ぷっ」

愛「そしたら、雨が降ってきて、ラクライたちの落雷で、サンザンダー! 思わず気分が暗〜い気分になってきて、泣いちゃいそうだよ……Cryだけに……」

侑「あ、あはははは、あはははははっ!!」
 「ブイ…?」

愛「おお! ゆうゆ、めっちゃバカウケじゃん♪」

侑「だ、だって……! サンダーでサンザンダー……ぷっ、あははははははっ! 暗い気分でCry、く、くくくっ、あはははははっ!」
 「ブイ…」

リナ『すごいウケてる』 || ╹ 𝅎 ╹ ||

歩夢「侑ちゃん、笑いのレベルが赤ちゃんだから……」


侑ちゃん、昔からすごい笑い屋というか……テレビでもお笑いどころか、ちょっとしたギャグとかダジャレでも、大笑いして過呼吸気味になっちゃうんだよね……。


リナ『イーブイが軽く引いてる』 || ╹ᇫ╹ ||

 「ブイ…」

歩夢「イーブイ、侑ちゃんしばらく笑い続けるから、こっちにおいで」
 「ブイ…」


イーブイは笑い転げる侑ちゃんのもとから離れて、私の頭の上までぴょんぴょんと上ってくる。


愛「愛さんのダジャレでこんな風に笑ってくれる人、久しぶりに会ったよ! 嬉しいから、渾身のダジャレ100連発、見せちゃおっかなぁ〜?」

侑「あははは、あははははっ、や、やめてっ、これ以上笑ったら、し、死んじゃうっ」

リナ『正直、私も嫌いじゃない』 || ╹ ◡ ╹ ||

愛「お? いいねぇ、じゃあダジャレ100連発スタート──」


──ピシャァーーーンッ、ゴロゴロゴロゴロ!!!


愛「ひゃあぁぁぁぁっ!!?」

歩夢「きゃっ!?」


大きな雷の音で、再び愛ちゃんがおへそを隠して蹲る。


侑「はぁ、はぁ……わ、笑い死ぬかと思った……」

愛「あ、愛さんの渾身のギャグが、雷に中断された……サンザンダー」

侑「ぷっ、く、くくく……」

歩夢「それ、さっきと同じダジャレ……」
 「ブイ…」


私は溜め息を吐く。侑ちゃんがダジャレで笑い転げているせいで、話が全然進まない……。



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