22: ◆nbKwtMnFWU[sage saga]
2022/10/22(土) 12:54:14.59 ID:qCfAj1HoO
トレーナー「地球側の交渉役は宇宙語が話せるイデ隊員が就いたが、緊張と恐怖で震え声になってしまい、全然交渉にならない」
キングヘイロー「宇宙語……そりゃあるんでしょうけど」
トレーナー「幸い一応敵意がないことを言葉で伝えることはできたようで、バルタン星人は憑依したアラシ隊員を通して話し合いに応じてくれた。まだ怖がってるイデ隊員の代わりとしてハヤタ隊員も現れ、彼らとの話し合いが本格的に開始された」
キングヘイロー「ちゃんと通じたの!?でもこれなら何とかなりそう……」
トレーナー「バルタン星は発狂した科学者にやる核実験のせいで滅んでしまい、宇宙旅行中の彼らだけが生き残ってしまった。地球に来たのはたまたま宇宙船が故障して、その修理のために立ち寄っただけだった。科学センターに来たのも部品の調達がしたかっただけで、職員を固化させたのは彼らなりに穏当に済ませたかっただけのようだ」
キングヘイロー「それでも強引というか……」
トレーナー「これについては彼らのセリフが全てだ。『生命、分からない。生命とは何か?』」
キングヘイロー「え……」
トレーナー「対話の中で生命の概念がないことが発覚しつつも、バルタン星人は地球の環境を気に入ったようで、定住の意向を示してきた。ハヤタ隊員も『地球の風俗・習慣に馴染み、地球の法律を守るなら不可能ではない』と話し、彼らがどのくらいいるのかを問うが、その数は20億3000万!」
キングヘイロー「無理よ!命の概念がわからない20億と共存とか絶対無理よ!」
トレーナー「ということで交渉は決裂。バルタン星人は巨大化して暴れ回る。防衛軍の小型核ミサイル『はげたか』を受けて一度は倒れ伏したが、まるで脱皮するかのように何のダメージもなく再び起き上がる!」
キングヘイロー「サラッと流さないで!結局核ミサイル撃ってるじゃないの!」
トレーナー「だが交渉の時に火星にある何かが弱点だと漏らしていたバルタン星人の言葉を受け、ムラマツキャップはおそらくスペシウムという物質だと判断した。だがそれは地球にはなく、すぐに用意するのも難しかった」
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