46:名無しNIPPER[sage saga]
2022/10/11(火) 00:00:47.07 ID:uNSXAu4t0
次第に薄らぎ、光の粒子となって消える
シンジ「ありがとう……父さん、母さん」
光の名残を見て立ちつくすシンジ、レイ、マリ
AA1の声「おーい! 急いで急いで!」
声のほうを見るシンジたち
AA1がメガホンのように口に左手を添え、右手をこちらに振っている
その向こう、12号機がひざまずき、初号機の素体からエントリープラグを引き出している
その様子をAAたちが見あげている
そちらへ駆け出すシンジたち
自ら首のエントリープラグを引き抜いて地面に横たえる12号機
引き抜かれたプラグのハッチからAA4が這い出して来る
シンジ「何やってるの?」
立ち上がるAA4
少し傾いていた眼鏡を、すました顔でなおす
親指で後方を指す
AA4「だってあれがないと、出口、わかんないでしょ?」
12号機が初号機のエントリープラグを自らの首元に差し込もうとしている
きょとんとするシンジ
レイに伴われて追いついてくるマリ
AAたちから少し離れた場所で立ち止まり、うつむくマリ
そのようすを見ているシンジ、レイ、AAたち
マリに歩み寄り、まじめくさった顔で値踏みするようにマリを見るAA1
AA1「そういう格好してると、女子高生みたいだね!」
驚いた顔でAA1を見るマリ
不満そうに横を向く
マリ「あ……当たり前でしょ。16のときのままなんだから」
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