18:名無しNIPPER[sage saga]
2022/10/10(月) 23:38:47.78 ID:R3+wBdbD0
ホームの屋根の上、槍の柄をつかんで立つピンク色のエヴァ8号機
マリの声「またあんたか!」
声のほうを振り返るシンジとAA1
線路を挟んだ別のホームにマリが立ち、初号機をにらんでいる
肩をいからせ、爆発しそうな怒りをかろうじてこらえている風
心なしか髪が逆立っている
連絡通路を踏み砕いて駅の反対側から初号機のいるほうへ踏み込んでくる8号機
マリ「あんたたちは、どいつもこいつも――」
初号機の手のひらから槍を引き抜く8号機
マリ「肝心なところで邪魔してくれちゃって!」
起き上がろうとしていた初号機の顎を蹴り上げる8号機
のけぞり、駅裏の街並みを壊して転がっていく初号機
もうもうと上がる土煙
また悲鳴が沸き起こる
遠くから聞こえてくる救急車のサイレンの音
シンジ「綾波!」
マリを振り返り叫ぶシンジ
シンジ「マリさん! やめてよ!」
駅の向こう、槍を地面に刺し、初号機の首元の装甲を左手でつかんで引き起こす8号機
歯をむき出し、右のこぶしを握り締めているマリ
右のこぶしを初号機の顔にたたきこもうと腕を後ろに引きしぼる8号機
マリ「あと少し、そこでおとなしくして……にゃ!」
こぶしが繰り出される寸前、8号機の腕を背後からがっしりとつかむ別の巨大な手
マリ「なっ!」
驚いたように振り向く8号機
エヴァ9号機が8号機の腕をつかみ、こぶしを構えている
シンジのとなり、8号機をにらんでいるAA1
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