シンエヴァ もう一つの終わり ver1.12
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15:名無しNIPPER[sage saga]
2022/10/10(月) 23:37:03.12 ID:R3+wBdbD0

シンジ「大変だ……」

 AA1を振り返るシンジ

シンジ「マリさんを止めないと!」

AA1「えっ?……う、うん。そうだね」

シンジ「でも、どうすれば……」

AA1「それは……え、えーとね――」

 人差し指で頬をかき、視線をそらして困ったように笑うAA1

レイの声『碇くん、どこ』

シンジ「!」

 身をこわばらせるシンジ

AA1「どしたの?」

 きょとんとするAA1

指が止まっている

 視線をさまよわせるシンジ

シンジ「綾波……」

AA1「はい?」

レイの声『碇くん、どこ』

シンジ「綾波だ!」

 走り出すシンジ

AA1「ちょ、ちょっと! 碇くん!?」

 あわてて追うAA1

AA1「待ってよー!」

 駅の方に走っていくシンジ

 通りには通行人の姿の切り出しが立ち並んでいる

 それらを縫って走るシンジ

 駅の階段を駆けあがり、連絡通路を駆け抜け、プラットホームに降りるシンジ




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