2:名無しNIPPER[saga]
2022/09/29(木) 18:45:42.10 ID:dyngsJGG0
ヴェイル「その命令はちゃんと聞いてくれるんでしょうか?」
モモンガ「う〜ん、その辺りは日数が経たないと分からないかもしれませんね……何せ自分でも今の状況がわからないので……」
モモンガさんの言っていることは正しかった。俺とモモンガさんはユグドラシルのサービス最終日に参加していた身だ。で、次の日になって気付いてみると
俺はなぜあモモンガさんのアジトであるナザリックに居たわけで……モモンガさんも一緒だったのは良かったんだけど。
問題はNPCの全てが自立行動をしていたことだ。アルベド、セバスなどといったレベル100のNPCは俺に敵意を剥き出しにしていた。一体、誰なのかと。
そこでモモンガさんは彼らに大切な友人の一人なので、決して敵意を出さないようにと言ってくれたのだ。本当に助かった……。
モモンガ「ヴェイルさんのアバターが魔族だったのは良かったかもしれませんね。人間だったらと思うと……どうも、部下達は人間を敵視しているみたいですから」
ヴェイル「なるほど……そうなんですね……」
ますます怖くなってしまった。俺もモモンガさんも元は人間のはずだ。今は魔族なりアンデッドなりのアバターをしているけど……。人間を敵視しているという情報はとても怖かった。
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