【ラブライブ】あの季節(とき)の中で私は【ことり】
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73: ◆HUg149YDMA[sage]
2022/09/26(月) 00:21:25.21 ID:EMmVd6070
「メイドさん。お嬢様のお帰りですよ。」

言われてハッと気付く。

「あっ、お嬢様。こちらへどうぞ・・・。」
以下略 AAS



74: ◆HUg149YDMA[sage]
2022/09/26(月) 00:22:01.10 ID:EMmVd6070





以下略 AAS



75: ◆HUg149YDMA[sage]
2022/09/26(月) 00:22:46.75 ID:EMmVd6070
お母さんは静かに紅茶を口に運ぶと、窓から望む風景に一息ついて私に微笑む。

なんだろう・・・私の知っているお母さんとは何か雰囲気が違う。

「ふふ。私にもね、あなた位の娘がいるのよ。」
以下略 AAS



76: ◆HUg149YDMA[sage]
2022/09/26(月) 00:23:43.45 ID:EMmVd6070
「娘には、やりたい事があったわ。親の気持ちとしては勿論応援した・・・。」

次はどんな言葉が出てくるのか、ゴクリと息を呑んで待つ。

「日本には仲良しだったお友達も居たんだけどね・・・、娘は全てを振り切って旅立った。」
以下略 AAS



77: ◆HUg149YDMA[sage]
2022/09/26(月) 00:24:47.62 ID:EMmVd6070
「今でも不意に思い出しては悔やんでいるのよ。私の良かれと思った事が、逆に娘に辛い思いをさせたんじゃないかって。」

お母さんが私の前で下を向いている。

いつも自信たっぷりで余裕があって、素敵に思っていたお母さんが・・・。
以下略 AAS



78: ◆HUg149YDMA[sage]
2022/09/26(月) 00:26:02.63 ID:EMmVd6070
「・・・そんなことは・・・。お嬢様は娘さんをずっと応援してくれていたんですよね?」

未来を選んだのは私。

でも、そのお膳立ては全部お母さんがしてくれてたという事実。
以下略 AAS



79: ◆HUg149YDMA[sage]
2022/09/26(月) 00:26:58.05 ID:EMmVd6070
「・・・お嬢様。私にもお嬢様と同じくらいの母が居るんです。」

「・・・。」

「私の将来のために精一杯働きかけてくれました・・・。」
以下略 AAS



80: ◆HUg149YDMA[sage]
2022/09/26(月) 00:27:59.55 ID:EMmVd6070
「それで、どうなったの?」

「私は、優柔不断で、自分の正直な心を母に・・・伝えられませんでした。そのせいで母にはとても、とても迷惑をかけました。」

これは、あっちの私が言うべき言葉じゃないかもしれない。
以下略 AAS



81: ◆HUg149YDMA[sage]
2022/09/26(月) 00:28:35.35 ID:EMmVd6070
「それでも私は、お母さんのお陰で幸せです。」

「ことり・・・。」

「お母さん。ありがとうございます。」
以下略 AAS



82: ◆HUg149YDMA[sage]
2022/09/26(月) 00:29:04.26 ID:EMmVd6070
---(この選択を後悔する事は)---


83: ◆HUg149YDMA[sage]
2022/09/26(月) 00:29:42.78 ID:EMmVd6070
「あのね、みんな聞いて欲しいの」

私の言葉をみんな固唾を呑んで見守っている

穂乃果ちゃんは心配そうな面持ちで私を見ている。
以下略 AAS



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