【ラブライブ】あの季節(とき)の中で私は【ことり】
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127: ◆HUg149YDMA[sage]
2022/09/27(火) 00:33:29.87 ID:eUOF9hjx0
「ことり〜!そろそろ終わった〜?」

宿舎の外で、友達が声をかけてくれる。

「はーい!今行きますね〜!」
以下略 AAS



128: ◆HUg149YDMA[sage]
2022/09/27(火) 00:34:06.22 ID:eUOF9hjx0
---(私はどこかで、今の自分が見えなくなっていたのかもしれない)---



129: ◆HUg149YDMA[sage]
2022/09/27(火) 00:35:06.09 ID:eUOF9hjx0
みんなから、一年前に枝分かれした世界の私が居た事を説明された。

私の体験からしたら、似たような事がコッチでも起こったのを理解するのは難しくありませんでした。

苦笑いしかでない空気を、フッとホールの照明が落とされる事で断ち切られる。
以下略 AAS



130: ◆HUg149YDMA[sage]
2022/09/27(火) 00:35:43.64 ID:eUOF9hjx0
『パンッ!パンッ!』

切り裂くような乾いた音が店内に響き渡った。

『お誕生日、おめでとうございます!ことりさん!』
以下略 AAS



131: ◆HUg149YDMA[sage]
2022/09/27(火) 00:36:20.52 ID:eUOF9hjx0
『ええ〜〜〜?!』

このサプライズに驚いたのは、私よりもμ'sの面々。

「なんで貴方達がここにいるのよぉ〜!」
以下略 AAS



132: ◆HUg149YDMA[sage]
2022/09/27(火) 00:37:00.99 ID:eUOF9hjx0
『ことりセンパイのお誕生日を自分たちだけで祝おうなんてズルイです!』

うんうん、至極ごもっともな意見に思わず頷いてしまう。

わちゃわちゃと騒がしくなった店内。
以下略 AAS



133: ◆HUg149YDMA[sage]
2022/09/27(火) 00:37:47.22 ID:eUOF9hjx0
一年生たちのお祝い行脚を一通り過ごした私は、そっと店外に出る。

そこは相変わらずの秋葉の街。

ほんの一瞬だったけど、私の目に映ったヨーロッパの街並みは凄く新鮮で、私の狭い世界を少し広げてくれたような気がしました。
以下略 AAS



134: ◆HUg149YDMA[sage]
2022/09/27(火) 00:38:25.35 ID:eUOF9hjx0
スクールアイドルを初めて一年ちょっと。

私は自分の見えている世界に刺激を感じなくなっていたのかもしれません。

タダひたすら、作業を黙々とこなすように衣装を作り続ける毎日。
以下略 AAS



135: ◆HUg149YDMA[sage]
2022/09/27(火) 00:39:21.65 ID:eUOF9hjx0
「ことりちゃん。」

不意にかけられた声に振り返ると、不思議な雰囲気の穂乃果ちゃんがいました。

「・・・あなたは・・・穂乃果ちゃんなの?」
以下略 AAS



136: ◆HUg149YDMA[sage]
2022/09/27(火) 00:40:05.02 ID:eUOF9hjx0
「そっか、あなたはあっちの穂乃果ちゃんなんですね。」

彼女は黙って頷く。

「・・・穂乃果ちゃん・・・。今回の事で、思ったの私。」
以下略 AAS



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