【ラブライブ】あの季節(とき)の中で私は【ことり】
1- 20
123: ◆HUg149YDMA[sage]
2022/09/27(火) 00:30:35.28 ID:eUOF9hjx0
自然と力のこもる両の手を穂乃果ちゃんが優しく包み込む。

「ことりちゃんの衣装は、いつだって私達を輝かしてくれてたんだよ。」

「穂乃果ちゃん・・・。」
以下略 AAS



124: ◆HUg149YDMA[sage]
2022/09/27(火) 00:31:37.14 ID:eUOF9hjx0
---(私が自分らしくいられる場所は、私が決めるんだ)---



125: ◆HUg149YDMA[sage]
2022/09/27(火) 00:32:10.56 ID:eUOF9hjx0
何日かして私は今、二通のお手紙をしたためています。

一通は穂乃果ちゃんへ。

あの時、話しそびれた私の現況と伝えきれなかった想い。
以下略 AAS



126: ◆HUg149YDMA[sage]
2022/09/27(火) 00:32:44.54 ID:eUOF9hjx0
もう一通は、お母さんへ。

私はずっと、今の自分への不満をお母さんに責任転嫁していたと思う。

選択は自分自身の責任なのに、流されるままだった私は今までの状況を受け入れる事をしなかった。
以下略 AAS



127: ◆HUg149YDMA[sage]
2022/09/27(火) 00:33:29.87 ID:eUOF9hjx0
「ことり〜!そろそろ終わった〜?」

宿舎の外で、友達が声をかけてくれる。

「はーい!今行きますね〜!」
以下略 AAS



128: ◆HUg149YDMA[sage]
2022/09/27(火) 00:34:06.22 ID:eUOF9hjx0
---(私はどこかで、今の自分が見えなくなっていたのかもしれない)---



129: ◆HUg149YDMA[sage]
2022/09/27(火) 00:35:06.09 ID:eUOF9hjx0
みんなから、一年前に枝分かれした世界の私が居た事を説明された。

私の体験からしたら、似たような事がコッチでも起こったのを理解するのは難しくありませんでした。

苦笑いしかでない空気を、フッとホールの照明が落とされる事で断ち切られる。
以下略 AAS



130: ◆HUg149YDMA[sage]
2022/09/27(火) 00:35:43.64 ID:eUOF9hjx0
『パンッ!パンッ!』

切り裂くような乾いた音が店内に響き渡った。

『お誕生日、おめでとうございます!ことりさん!』
以下略 AAS



131: ◆HUg149YDMA[sage]
2022/09/27(火) 00:36:20.52 ID:eUOF9hjx0
『ええ〜〜〜?!』

このサプライズに驚いたのは、私よりもμ'sの面々。

「なんで貴方達がここにいるのよぉ〜!」
以下略 AAS



132: ◆HUg149YDMA[sage]
2022/09/27(火) 00:37:00.99 ID:eUOF9hjx0
『ことりセンパイのお誕生日を自分たちだけで祝おうなんてズルイです!』

うんうん、至極ごもっともな意見に思わず頷いてしまう。

わちゃわちゃと騒がしくなった店内。
以下略 AAS



133: ◆HUg149YDMA[sage]
2022/09/27(火) 00:37:47.22 ID:eUOF9hjx0
一年生たちのお祝い行脚を一通り過ごした私は、そっと店外に出る。

そこは相変わらずの秋葉の街。

ほんの一瞬だったけど、私の目に映ったヨーロッパの街並みは凄く新鮮で、私の狭い世界を少し広げてくれたような気がしました。
以下略 AAS



147Res/43.10 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice