【ガンダムSS】「転生したらアズラエルだったので安価でC.E.を生き延びる」
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201:名無しNIPPER[saga]
2022/09/01(木) 20:37:14.92 ID:NRG2T4eGo
ー十数分後ー

シーゲル「待たせたな」

アズラエル「遅いですよ!」

シーゲル「そう言うな。ラクスに色々と聞かれたのであろう。ウチには滅多に客が来ないからな」

アズラエル「はぁ…」

ラクス「お父様!アズラエルさんも石破天驚拳が撃てるのですね!」

シーゲル「まだまだ未熟者だがな」

ラクス「今度モビルスーツをどれだけ一度にぶっ飛ばせるか勝負しましょうね」

アズラエル「結構です」

アズラエル(師匠がおかしな育て方をしたせいか、よく分からん性格になってるな。歌姫って所は同じみたいだけど。とにかく疲労感が尋常ではない)

シーゲル「ラクスよ。流派東方不敗は破壊の流派にあらず。その心のままに身を委ねるなど言語道断だ」

ラクス「ごめんなさいお父様」

シーゲル「分かればよい」

アズラエル「……」

アズラエル(なんだかんだで良い父親をしてるじゃないか)

シーゲル「まあ廃棄予定のローラシア級を一撃で破壊した時は、さすがはワシの娘よ!と思ったがな!」

アズラエル「さっきの感動を返してよね!!」

クライン親子「?」

アズラエル「こっちの話です。本題に入りますよ」

シーゲル「うむ」

アズラエル「カフェでも話しましたが僕が調べて欲しいのはタリア・グラディスという人物です。師匠はこの名前に聞き覚えは?」

シーゲル「いや、無いな。国防事務局のデータベースを調べればすぐだろうが。自宅からでは調べられん」

アズラエル「ならすぐに行きましょう」

シーゲル「今日はもう遅い。今から行っても取り合ってはくれんぞ。明日の朝一番に出向こう」

アズラエル「分かりました。でしたら僕は一度ホテルに戻りますのでまた明日」

シーゲル「待たんか!」ガシッ

アズラエル「はい?」

シーゲル「せっかく家に来たのだ。ゆっくりして行くといい」

ラクス「うふふふっ、そうですわね」

アズラエル(ひぇぇぇぇ…)


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