62: ◆t8EBwAYVrY[sage]
2022/08/10(水) 22:46:15.71 ID:k9L+HknU0
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キャシー「ジョンソン捜査官……そう呼んでもいい? 私達は子供だけど悪投との戦いにはきっと役立つ。だからお願い、見逃して」
デイジー「動かないでって言ったでしょ。このミネウチ=ガンは出力を上げたら数日間昏睡させることもできるんだから」
キャシー「っ……」
ケイト「いた! キャシー、みんな脱走できたからあなたも……って……」
アメリカ「なんだかヤバそうな状況みたいだな」
デイジー「ちょぉい! あんたら脱走までしたのか! 罪に罪を積み重ねちゃって……」
アメリカ「なあ、私達が今やるべきことは地上で暴れてるヴィランをとっちめることだ。内輪もめしてる場合じゃないと思うよ」
デイジー「動くな! 我々戦略国土調停補強配備局はあなた達を危険と判断し拘束した。それを抜け出したとあれば武力で制圧されても文句は言えないからね」
アメリカ「っ……」
デイジー「ミネウチ=ガンの出力を上げた。降伏しないならためらわず撃つ」
ケイト「……」カラーン
キャシー「ケイト! 弓を捨てた……?」
ケイト「私達とSHIELDは立場は違う。あなたの言ってることは間違っていないのもわかるわ。でも、私達はただ人々が傷つくのを止めたいだけ。SHIELDもありていに言えば平和を守る組織のはずよ」
ケイト「立場が違えど私達の目的は同じはず。罪なき人々を守るために……少なくとも、私はあなたが私達と同じ志を持っていると信じるわ」
ケイト「それでも撃ちたければ撃ちなさい」
デイジー「……」
デイジー「っ……」
デイジー「……私はこのコンピュータールームにはサボるために入った。勤務中にサボってたわけだから、ここで見聞きしたことを報告するわけにゃいかないわな」
キャシー「!」
デイジー「さ、ネトフリでも見ようかな」ドサッ
アメリカ「……それはそれでどうなんだオイ」
ケイト「感謝するわ、戦略国土調停補強配備局のジョンソン捜査官」
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