【マギレコ】 最後の世代の魔法少女たち
1- 20
138: ◆3U.uIqIZZE[sage]
2022/08/15(月) 20:13:43.69 ID:KiQxSCGiO
桜子はひなのと共に場所を移動すると、墓地内に置かれたベンチに座り、語り始めた。
協力者以外には伏せているW−3計画が存在すること、アリナがミラーズから未来に渡ったこと、
未来に渡ったアリナを阻止する要員として、自分と他に二人が選ばれたこと、他のウワサたちと
今後どのように接すればいいか悩んでいること……

それらをすべて聞いたひなのは、組んでいた腕を解いて桜子に向いた。

「本当は秘密にしておかなきゃいけないことなんだろ、W−3というのは」
「|本来、知ってるのは、W−3に協力してもらう魔法少女だけ|」
「そうか。今日のことは、お前とアタシだけの秘密だ。で、相談のことなんだがな……」
「|…………|」
「アタシも何が正しいのか分からんし、これが絶対だと言い切れないってことは、あらかじめ言っておく」
「|……うん|」
「他のウワサたちへの接し方を変える必要はない」
「|本当にそれでいいのかな?|」
「アタシはそう思う。いくら自分を取り巻く状況が変わったからって、それまで共に過ごした
 仲間との接し方を、急に変えたりしたら孤立するだけだ。それって寂しいことだぞ」
「|…………|」
「桜子はもしかしたら、自分が選ばれたから、他のウワサに恨まれてると考えてるのか?」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
235Res/340.48 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice