20: ◆t8EBwAYVrY[saga]
2022/07/01(金) 23:13:29.90 ID:VK39oSdq0
実況〈きょ、強烈ーーー!のど輪からの凄まじい張り手!ファンドラルが大きく吹っ飛び、客席に叩きつけられたー!〉
播磨灘「フン!」
\ワアアアーーーーー!/ \ウオオオーーーー!/ \ハリマーーー!/
記者「……強い。苦手としていた技巧派を相手にこの戦い……もはや播磨に弱点は無い。完全無欠の横綱だ。播磨は戦いの神だ!」
ソー「……」
ファンドラル「ゲホッ……ゲホ……ま、参った。ダークエルフですら捕らえられなかった我が足捌きを……これがヨコヅナという男の実力か」
播磨灘「土俵は狭い円の中で戦うモンや。おのれがいくら飛び回っても所詮カゴの中の鳥じゃ。やるならサーカス小屋行け」
ファンドラル「フフ……返す言葉も無いよ。スモーとは奥の深いものなのだな。そなたの強さに敬意を表するよ、ハリマナダ」
播磨灘「ふん」
シフ「あのハリマナダという男、力だけでなく瞬時の判断力と技術も優れている。アスガルドの戦士に劣らない武人だわ」
ヴォルスタッグ「よもやミッドガルドにあんな戦士がいるとはな!やはり人間は面白い!」
ソー「詩人よ」
記者「!……な、なんだね」
ソー「ハリマナダの戦いの歴史を知りたい。学べる書物はあるか?」
記者「そうだな……播磨が横綱に昇進して以降の取組なら社にVHSが残っているハズだ。見るかい?」
ソー「助かる」
ホーガン「ソー、お主……横綱に挑むのだな」
ソー「戦いはまず相手を知ることから始まる。ヤツは要塞だ。攻城戦には下調べが必要だからな」
ロキ(……今まではただ力任せに相手をねじ伏せてきたソーが……戦士として、いや王として成長しつつあるというのか……)
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