勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の完結
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90:名無しNIPPER[sage saga]
2022/07/03(日) 11:59:26.29 ID:zL1H8n800
『大型気球』


パタパタ ヒュゥゥゥ


ローグ「盗賊さん!!飛空艇から合図きやしたぜ?」

盗賊「いよいよだな?ようし!!」

レンジャー「総員クロスボウへ配置に着け!!」

盗賊「爆弾は適宜ボルトに取り付けて発射な?投下だけじゃ狙いが定まらん」


ドタドタ ドタドタ


盗賊「エド・モント砦の吹き抜けが見えたら向こうの飛空艇との連結は切る…相手の射程外で静止するから先ずは様子見だ」

ローグ「ドキドキしやすねぇ…」

盗賊「いつもの事だろう…これで魔王とはおさらばだ…くたばりやがれ」


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『鯨型飛空艇』


ピカーーーーー!!


女海賊「おっしビンゴ!!情報屋!!向こうの吹き抜けの真上まで行って!!」

情報屋「分かった…」グイ

狼女「…」クンクン

女海賊「リカ姉ぇ何か匂う?」

狼女「火薬の匂い…何処だろう?」キョロ

女海賊「どこかで戦闘やってんだな?」

商人「もしかするとキ・カイと戦闘してるかもね…硫黄を売ったんだよ」

女海賊「あーー私等にトロッコで攻め立てられて地下線路から補給が出来ないからキ・カイの気球を狙ってるのかも」

商人「なるほど…キ・カイ側の分岐のあたりで戦闘してるのかも知れないな」

女海賊「てかエド・モント砦にもうトロッコも無かった気がするけどな…」

商人「そうなんだ?つまり移動速度が遅い状態でやってる訳だ…必死だね」

女海賊「よーし!!これはチャンスだ」

狼女「そうでも無い…大量の魔物の匂いがする」

女海賊「小型の機械が少ないだけで随分マシさ」

吟遊詩人「あそこ!吹き抜けの側道に魔物が見える!!」

商人「あれは噂のグレムリンかい?」

女海賊「そうそう…あいつ遠距離攻撃が無いからここから一方的に倒せる」

狼女「まだ射程外…」


プツン!!


商人「ん?大型気球と連結切れた?」

女海賊「ちょいロープ手繰り寄せて来る…開戦だよ開戦!!」ダダ


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