826:名無しNIPPER[sage saga]
2023/03/26(日) 09:05:53.77 ID:RKoe7B/E0
『テント』
バサッ
男「このテントなら使っても良い…どうだ?これぐらいで」スリスリ
闇商人「フフ…仕方ないか…」ジャラリ
男「旦那ぁ?夜は野党が出るかも知れんので…休む時は下の方で…ウヒヒヒ」
闇商人「下?」
男「床の板をめくって見りゃ分かる」
闇商人「なるほどね」
男「じゃぁ俺はこの辺で…」コソコソ
闇商人「下か…」グイ
闇商人「…」---塹壕の上に板を置いて居るのか---
闇商人「…」---獣除けには良いけど…これじゃ逃げ道が無い---
闇商人「…」---見張りをおく必要がありそうだなぁ---
シュタタ スタ
闇商人「お!?見つけたね?」
少女「ここか…ふむふむ…」
女ハンター「中々良さそうなテントだこと…」キョロ
闇商人「まぁまぁ…テントの下が塹壕になって居るんだ」
女ハンター「塹壕で休む?中々衛生的ね」
闇商人「一応敷物は敷いてあるよ…ハハハ」
女ハンター「塹壕に隠れなきゃいけないほど何かが有ると言う事ね」
闇商人「ゾンビとスケルトンが絶えないらしいよ…あと野党が出るとも言われた」
女ハンター「それで銀の武器が欲しい訳ね…」
闇商人「ところでウルフィは?」
少女「狩りに行ったぞ」
闇商人「そうか…夜中見張りを置かないとちょっと危なさそうなんだ」
少女「ウルフィの仲間呼ぶか?」
闇商人「それも他の人を怖がらせてしまうね」
少女「誰か来ても匂いで分かるから大丈夫だぞ」
闇商人「そうかい?」
女ハンター「じゃぁ私は先に少し休ませて貰う…」
闇商人「そうだね…まぁしばらくは大丈夫だから安心して休んで」
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