勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の完結
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794:名無しNIPPER[sage saga]
2023/03/26(日) 08:05:13.00 ID:RKoe7B/E0
『翌日_甲板』


ドタドタ…

木材は船底の方やぁ!!

樽と箱物はきちんと並べて積むんやで…動かん様に袋物使えな?


盗賊「荷の積み方変えたんか?」

船大工「そやなぁ…ちぃと重心低くなっとるで転覆しにくくなっとるが揺れが早いんよ」

盗賊「ほーん?」ポカーン

船大工「あんまり揺れが早いと荷が動くでな?甲板に大砲でも乗っとりゃちっとマシなんやが…」

盗賊「なるほど…積み方工夫して重心を変えてんのか」

船大工「海に出て揺れが気になる様やったら水入れた樽を甲板に出せばマシになるで覚えときぃ」

盗賊「あと小舟がえらくちっこくなってんだが…」

船大工「乗ってた小舟は穴が開いて使えんでほかったわい」

盗賊「この小舟は3人ぐらいしか乗らんだろ…」

船大工「よう見てみぃ!!2隻重なっとるやろ…繋いで双胴船にすりゃ10人ぐらい乗るんや」

盗賊「おぉ…」

船大工「双胴船にすりゃ帆も立てられるんやで?工夫して使えや」


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『船首楼_作業場』


トンテンカン ギコギコ


剣士「姉さんの鎧をこの木人に着せて行って?」

女オーク「分かったわ…」ガチャガチャ

剣士「使って無い武器も持たせようか…そうだな槍が良いかな」トントントン

戦士「ハハハ…やけに作り込んだ木人だね」

剣士「あ!!リコルさん!!これアーマースタンドとしても使えるんだよ」

戦士「なるほど?鎧を脱いで居る時は木人に装着しておけば良いのだね?」

剣士「うん!!もう一個作るから待ってて!」トンテンカン

戦士「そうか…この木人を甲板に置いておけば遠くから見て人が居る様に見えるか」

剣士「訓練用の木人としても使えるよ…関節を動かせる」グイ

戦士「ほう?盾も持たせられそうだね?」

剣士「勿論!!矢を防ぐ障害物にもなる」

戦士「それなら木型の大砲が有っても良いねぇ…」

剣士「おおおおお!!なんちゃって大砲かぁ!!そうか…運びやすいな…色々使えそうだ!!」

戦士「ちょっとした腰掛になって休めそうだ」

剣士「黒い塗装かぁ…」

戦士「丁度暇だから塗料を買って来てあげようかい?」

剣士「それ助かる!あとでお金出すよ」

戦士「まぁ待って居てくれ」スタ


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