勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の完結
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791:名無しNIPPER[sage saga]
2023/03/26(日) 08:03:03.51 ID:RKoe7B/E0
『キャラック船』


ドタドタ…


女ハンター「私見張り台に上がって桟橋の様子見て来る」タッタ

学者「ええと…とりあえず荷を居室に入れやしょう…よいしょ!!」ヨタヨタ

剣士「あれぇ!?どうしたの?」シュタタ

戦士「少しゴタゴタが起こってね…船の方が安全だと思って来たのだよ」

剣士「そうなんだ?…なんか向こうで船が燃えてる様だけど…それだね?」

戦士「燃えて居るのはリッカ君がマストを折ったスクーナーなのだよ…どうやら縁がある様だ」

剣士「アハ…追いかけて来てるのかぁ…」

戦士「向こうは私達が造船所で補修しているとは思って居ない様だ…こちらに居た方が安全だろう」

闇商人「僕はそういう訳に行かないけどね…どこか隠れる場所は無いかい?」

剣士「う〜ん…船尾楼は操舵で人が出入りするから…」

戦士「水が入って居る樽を空ければ隠れられそうだが?」

闇商人「それで良い…借金があってドワーフの船大工に顔を会わせられないんだ」

剣士「おけおけ!樽一個空けるね…こっちだよ」スタ

闇商人「ふぅ…やっと落ち着ける…」スタ

戦士「ミルク!周囲を警戒しててくれ」

少女「背中撫でろ」

戦士「寝てしまうのでは無いか?」ナデナデ

少女「ウルフィも居る…大丈夫だ…ふぁ〜ぁ」コテン

女ハンター「なんか…桟橋の方で乱闘が起きてる…」ジーー

戦士「ハハ狙った通りだねぇ…さすがアラン君だ」


スゥ…


盗賊「いよぅ…上手く撒いて来たぜ?」

戦士「おぉ戻ったか…こちらは静かな物だ」

盗賊「カゲミは何処行った?」

戦士「船尾楼に入れてある樽に隠れるそうだ」

盗賊「よっし!やっと落ち着いて話が出来そうだ」

戦士「その前に腹ごしらえが必要なのでは?」

盗賊「ヌハハそうよ腹減ってんのよ…ちっと肉でも食いながら話しすっか!」

戦士「それが良い…」


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