勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の完結
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772:名無しNIPPER[sage saga]
2023/03/26(日) 07:50:48.19 ID:RKoe7B/E0
『翌日』


アンタナニヤッテンノ バカジャナイノ…


盗賊「何ぃぃぃ!!ほんで俺とお前だけ残って…」

女ハンター「あんたが何しても起きないから!!」プン

盗賊「まぁしゃぁねぇ…どうすっかな…」ポリポリ

女ハンター「なんか寝言で妖精が…とか言ってたけど?」

盗賊「んあ?そうよ…なんか知らんけどフィン・イッシュ来てから妖精の夢ばっか見んのよ」

女ハンター「子供の頃…妖精に聞いた事がある…妖精は狭間の中に住んでるって…」

盗賊「狭間?なんだそりゃ?」

女ハンター「分からない…でもその狭間が何処かにあるから…妖精とか魔物が多い気がする」

盗賊「ふむ…確かに言われてみりゃ…なんで此処はガーゴイルやらレイスが多いのか謎だ…」

女ハンター「向こうの大陸じゃ殆ど見た事無いわ…」

盗賊「まぁそんな事よりどうするよ?」

女ハンター「どうするって…行き先も分からないのに動けないでしょう?」

盗賊「くっそ!ミルクも行っちまった様だしなぁ…」

女ハンター「どうせあんたが行っても怪我人の手当てが出来る訳じゃ無いんだから…諦めて買い物でもしたら?」

盗賊「おお!!?そうだ…金が入ったからミスリルダガーを買いに行くつもりだったんだ」

女ハンター「ミスリルの鈴も売って居るのなら買っておいた方が良いと思う」

盗賊「あんま金に余裕が無いんだ…てかお前の方が持ってるだろう」

女ハンター「…」ジロリ

盗賊「わーったわーった!余ったら買ってやるから付き合え!」

女ハンター「私が欲しい訳では無い…必要なのはロボの方!レイスから守らないといけないのはロボよ」

盗賊「んん?お前…ロボ守る為にいつも留守番してくれてんのか?」

女ハンター「だったら?」

盗賊「おう…悪いな…気を遣わせちまって」

女ハンター「じゃぁ早く準備して!!」ゲシゲシ

盗賊「蹴んなコラ!!」


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