勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の完結
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770:名無しNIPPER[sage saga]
2023/03/26(日) 07:49:37.53 ID:RKoe7B/E0
『宿屋の部屋』


ガチャリ バタン


学者「あ…リコルさん…何すかこの騒ぎは?」

戦士「ドラゴンに乗ったエルフが突然城に居た者を殺したそうだ…今日は狩り所では無い」

学者「ええ!!?…マジすか…」

少女「父!!噂が聞こえてくるぞ」

戦士「どんな噂だ?」

少女「頭が爆発したそうだ…これは電脳化した者に違いない」

学者「ちょ…城に潜り込んで居る?」

少女「誰もその事に気付いて無い…エルフが悪者になってる…そういう噂だ」

女ハンター「じゃぁドラゴンが何度も街を襲ってる様に見えたのは…」

戦士「他にも電脳化した者を狙って居たと考えられるな…つまり何人も居たという事…」

少女「私少し分かるぞ…機械の音と匂い…ほんの少しある奴たまに居る」

学者「こりゃ大分キナ臭い感じになって来やしたね…」

戦士「城に潜り込むぐらいだと言う事は…女王が乗る船の行動も筒抜けになっているという事だな」トーイメ


盗賊「んがががが…すぴー」zzz


戦士「…」

少女「アランは呑気に寝て居るか…」ゲシゲシ

盗賊「ふごーーー…」モゾモゾ

学者「ラスさん!!ちっと俺っちと酒場でデートしやせんか?」

女ハンター「…」ジロ

学者「兄貴の代わりに情報集めに行くだけっすよ」

女ハンター「分かった…ちゃんとエスコートして」

学者「分かって居やすよ…ちっと行って来やすね?」

少女「父ぃ!!爺ぃにこの事教えに行く」

戦士「旧市街まで行くと?」

少女「行くのはウルフィだけだ…他のウルフにも遠吠えで伝える」

戦士「そうか…遠くには行くな?」

少女「すぐ戻るから待ってろ…行くぞウルフィ!!」シュタタ

ウルフ「ガウルルル!!」シュタタ


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