勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の完結
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755:名無しNIPPER[sage saga]
2023/03/26(日) 07:39:52.43 ID:RKoe7B/E0
『翌日_昼頃』


ザブザブ 


盗賊「おぉぉ!!ギリギリ荷車引ける」グイグイ

戦士「ハハハなかなか楽しい冒険だった」

盗賊「ここが何処か分かるか?」

戦士「外海側の新市街外れだ…造船所が近い」

盗賊「良く知って居るな?」

戦士「アランの船をそこで補修しているのだ…寄って行くか?」

盗賊「そうだな?…てか俺の船をリカオンが勝手に補修している訳だが…」

戦士「補修と言っても塗装が殆どらしい…放置された期間が長いから船体に樹脂を塗り込むのだとか」

剣士「あーーそれやった方が良いね…木が随分縮んじゃって居たからさ」

盗賊「まぁ良いや…折角だからこの荷車も積んで行こう」

戦士「こっちだ!案内する…」


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『造船所』


エンヤーコーラー ドッコイサー


船大工「あんら?また来たんかいのー」

戦士「ハハ…荷物を積みにと思ったが…」

船大工「見ての通りや…水から上がっとるで船には乗れんでぇ〜?」

盗賊「おいおい…こりゃ俺の船なんだが…水から上げちまってぶっ壊れたりしないだろうな?」

船大工「木組みにしっかり乗っ取るわい…積む荷があるなら向こうの倉庫に入れとき〜な」ユビサシ

盗賊「俺の船はどう補修するんだ?」

船大工「船底の補強と塗装の塗り直しや…今のままやと少し岩礁に当たったら沈没やでのぅ」

盗賊「ほーん…」

剣士「ねぇ!!僕補修やってる所見たいなぁ!!」

船大工「ええで〜!!見るだけや無うて手伝うて行けや」

戦士「アラン君…折角新市街地の方に来たのだから今晩はこっちの宿に泊ったらどうだ?」

盗賊「あぁそうだな…あの馬車にあんま乗りたく無いしな…」

戦士「新市街の方はドワーフの割合が多くてね…また違った雰囲気なのだよ」

盗賊「その様だ…」キョロ

戦士「探し人をこっちの方までは探しに来て居ないのだろう?」

盗賊「うむ…まぁ酒場で聞き込みでもしてみるか」

戦士「こっちは黄金の取引所があるのだが…」

盗賊「お!!マジか!!そんなん知らんかったわ…」

戦士「船着き場の直ぐ脇だ」

盗賊「なんだ…到着早々だったから見落としてたんか」

学者「兄貴ぃ…とりあえず宿を取りに行きやせんか?」

盗賊「そうだな…行くか!!」スタ


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