勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の完結
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749:名無しNIPPER[sage saga]
2023/03/26(日) 07:35:56.39 ID:RKoe7B/E0
『鉄柵で区切られた場所』


ガチャン ガチャン


盗賊「ダメだこりゃ…鉄の落とし扉でこっちからじゃ開けられん」ガチャガチャ

戦士「こんな所に落とし扉…」

盗賊「場所的に多分城の地下監獄と繋がってんだろ…ここは王族が逃げる時用の通路だ」

戦士「なるほど…」

盗賊「逆に言えばこういう場所から城に侵入出来るんだが…あの城は誰でも入れるから意味無ぇ」

少女「アラン!!水が流れる音する…」

盗賊「何処からだ?」キョロ

少女「多分下だ…」

学者「兄貴!!これバン・クーバと同じ構造ならもう一層下に空気と水が流れる層がありやすね…」

盗賊「…て事は海まで繋がってるってか」

学者「だからここが城と繋がってるんじゃ無いっすか?」

盗賊「ふむ…古代遺跡の構造を利用して城を建てているか…」

戦士「どうする?先に進むか?」

盗賊「うむ…どうせなら海まで抜けて見よう」



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『側道』


スタスタ…


戦士「また側道だ…」

盗賊「こりゃマッピングしないと迷って出られんくなりそうだ…」

学者「ちっと休憩しやせんか?」

盗賊「そうだな…元来た道を戻っても夜になっちまうだろうから今日は此処で休む事になりそうだ」

剣士「携帯食料持ってるよ!!」

盗賊「そら準備の良いこって…しかし…燃やす物が何も無い…」

女ハンター「水が流れる層まで降りれば木屑とか落ちているかも知れない」

盗賊「う〜む…」

少女「アラン!!何か落ちてるぞ!!」シュタ

盗賊「んん?銀貨…なんでこんな所に…」

学者「本当っすね…」

女ハンター「目印で置いて居るという可能性は?」

戦士「この側道を行けと?」

盗賊「ようし!この側道行ってもうちょい進んで見よう」スタ


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