678:名無しNIPPER[sage saga]
2022/12/21(水) 20:41:40.41 ID:bVSMz8780
『瓦礫の奥』
ザワザワ ヒソヒソ
そろそろ暗くなるから帰ろうか…
夜は林道でウルフが出るそうよ?
学者「こりゃ…見慣れた感じの遺跡っすね…」キョロ
女ハンター「ミネア・ポリスとほぼ一緒…壁に開いた穴からキラーポッドが出て来る仕組み…」
盗賊「規模は随分小さい様だ…古代のちょっとした要衝だったんだな」
学者「隅に積んでるガラクタは壊れたキラーポッドっすね…アレは展示してるんすかね?」
盗賊「さぁな?あんな物欲しいか?」
学者「もう見飽きたんで要らんっすよ」
盗賊「例の扉は一番奥だ…先にミライとリッカが行ってんな」
女ハンター「解錠出来る自信は?」
盗賊「五分五分…開け方は知ってるんだが実践した事が無い」
女ハンター「どうして解錠の方法を知って?」
盗賊「そら秘密よ」
学者「兄貴は鍵開けが一番得意なんす…期待して下せぇ」
女ハンター「フン!なんか…色々準備して損した気分」
盗賊「まぁ焦るな…どうせ宿屋に居ても暇だろ?」
剣士「アランさ〜ん!!」シュタタ
盗賊「おう!!もう見飽きたか?」
剣士「あの扉って不思議だね?」
盗賊「何がよ?」
剣士「扉をノックしても奥から音が返って来ない」
盗賊「はぁ?」---コイツ---
剣士「だから奥に何も無いんだ…何の金属かも分からない」
盗賊「そら良く気付いたな…」
剣士「只の開かない扉だから見学終わったら直ぐに人が何処か行っちゃう」
盗賊「良く見て見ろ…ここの遺跡は全部その謎の金属で出来てんだぞ?」
剣士「ええ!?どうやって作ったんだろう…」
盗賊「大砲ぶっ放しても傷一つ付かん訳よ…つまりだ…大砲ぶっぱしてりゃ機械は全部掃討できる」
剣士「おぉぉ!!」
女ハンター「フフそんな状況に持ち込むまでが大変なんだけど…」
剣士「そっかぁ…そうやって機械と戦って来たんだね」
盗賊「ミライは戦場とは関係無いから知らんでも良いけどな」
剣士「あと2人…あの人達もそろそろ帰りそうだ」
盗賊「ようし…俺の出番だな?レーションでも食って待ってろ…」スタ
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