675:名無しNIPPER[sage saga]
2022/12/21(水) 20:39:22.10 ID:bVSMz8780
学者「なもんで準備するって言ってたんすが…」
剣士「キラーポッド?何それ?」
学者「小型の機械っすよ…自律で動く古代の兵器っすね」
剣士「へぇ?弾丸を連射してくるっていう奴?」
学者「そうっすね…遭遇するとかなり危ないっす」
剣士「姉さんの鎧とか盾は船に置きっぱなしだよ」
学者「もしもに備えて用意した方が良いかも知れんっす」
女ハンター「遺跡を探索する装備なんか持って無い…私は狙撃専門だから…」
学者「近距離用の武器が無い感じっすか?」
剣士「あ!!デリンジャー有るよ?弾が20発くらいしか無いけど」
女ハンター「見せて…」
剣士「これ…」チャキリ
女ハンター「新式の2連デリンジャー45口径…単発火力はある」
学者「それで行けそうっすか?」
女ハンター「かなり近づかないと当たらない」
学者「俺っちは22口径バヨネッタ…4発づつ撃つタイプっす」
女ハンター「連射が効くけどそれも近距離用…デリンジャーよりも当てやすいけれどキラーポッド相手に火力が…」
剣士「なんか話聞いてると相当危ない感じ?」
学者「そうっすね…機械の数にもよるんすがね…」
剣士「宝探しもそう簡単じゃ無いんだぁ…しっかり準備しないと…」
女ハンター「準備って何をするつもり?」
剣士「鉄板が入ってるんだけど防弾ベストとかも作ってあるんだ…兜もね」
学者「それ大事っす…こないだの兄貴みたいな致命傷は避けられるんで…」
女ハンター「榴弾は持ってる?」
学者「それは持って居やす…戦いになった場合は榴弾がメインになると思いやす」
剣士「榴弾って何?」
学者「手投げの爆弾っすよ」
剣士「あぁ!!それなら手投げの油なら有る」
学者「それも用意しておいた方が良いっすね…退路作るときに使えやす」
剣士「おけおけ…ちょっと姉さんと一緒に準備してくるよ」タッタッタ
女ハンター「なんか…不安しか無いんだけれど…」
学者「まぁ良いじゃないっすか…こういう刺激無いと腕鈍っちまいやすぜ?」
女ハンター「…」---確かに---
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