勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の完結
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670:名無しNIPPER[sage saga]
2022/12/21(水) 20:35:24.94 ID:bVSMz8780

マスター「腰に掛けているベルトに投げナイフが仕込んであったり…上着にも何か仕込んでありますよね?」

盗賊「ほーん…投げナイフや防弾ベストがそんなに珍しいかね?」グビ

マスター「フィン・イッシュではそのような格好の方は殆ど居ないですよ」

盗賊「ナイフぶら下げてちゃ怖いってか?」

マスター「ハハすみません…私が酒場のマスターで無ければ声を掛けないと思います」タラリ

盗賊「何もしやし無ぇよ…」グビ ゴクゴク

学者「兄貴は人相悪いんで余計に怖いんすよ」

盗賊「まぁ戦場にどっぷりだと自然にこうなる訳よ…ほんでマスター…なんか面白い話は無いか?」

マスター「はぁ…面白いかどうか分かりませんが…この島の奥に古代遺跡が有るのは知って居ますかね?」

盗賊「んん?聞いた事が有るぐらいだ…20年前に全部探索されてんだろ?」

マスター「瓦礫に埋もれた区画があってですね…未探索の場所が見つかったんですよ」

盗賊「おおお!!そりゃ面白れぇ…何が有るのよ?」

マスター「奥の方に扉が在って先に進めないらしいです」

盗賊「…」---開かずの扉…俺は開け方を知ってる---

学者「魔術師が居て開けられないっておかしくないっすか?」

マスター「無理に開けると爆発するとかで封印指示が出てるみたいですね」

盗賊「おい!その場所教えてくれ」

マスター「ハハもう有名になってるので明るい内は人で一杯ですよ…地図も売ってるんです」

盗賊「その地図あるんか?」

マスター「観光名所を記した地図…金貨1枚ですが買いますか?」パサ

盗賊「くぁぁぁ高いが…畜生足元見やがって…」チャリン

マスター「これも酒場の売り上げなんですよ」

学者「もしかして…酒場に立ち寄った人全員に売ってたりしやせんか?」

マスター「商売なので…」ニコ

盗賊「上手い売り方しやがる…でもまぁ楽しみ買ったと思って行って見るぞ」

学者「まさか今晩行くって事は無いっすよね?」

盗賊「ちっと色々準備が必要だ…明日の夜だな…今晩はパーーーとやるんだ」

マスター「さぁ…肉料理の準備が出来た様なのでお持ちしますね」スタ


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