勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の完結
1- 20
651:名無しNIPPER[sage saga]
2022/12/21(水) 20:20:14.52 ID:bVSMz8780
『デッキ』


ザブ〜ン ユラ〜


少女「母…アランに正体バラシて良かったか?」

中年の女「大事な仲間の遺児だったのよ…驚いた」

戦士「んん?誰の?」フリムキ

中年の女「ファルクリード…神の手を持つ男」

戦士「伝説の男…アランがその遺児か…どうだ?似て居るのか?」

中年の女「若い頃の生き写しね…いつも違う女を連れ歩いてたのが気に入らなかった」トーイメ

戦士「ハハもしかして初恋か?」

中年の女「どうかしら?…でも憧れだった…自由な生き方も…その信条も」

少女「神の手とはどういう意味だ?」ハテ?

中年の女「彼に開けられない鍵は無かったのよ…そして盗めない物も無かった…白狼の盗賊その人…」

少女「アランも同じか?」

中年の女「さぁ?…でもあの大きな手は…まだ生きている気がする」

少女「父!まずいぞ!母が浮気しそうだ」

戦士「ハハ何を言って居る…年が離れすぎだ」

中年の女「でも彼が生きていると知ってしまったからには…導いてあげないと」

戦士「導く?」

中年の女「母親が生きて居るの…上手く誘導してあげたい」

戦士「連れて行ってやれば良いだろう」

中年の女「彼が親を離れた理由を引きずって居なければ良いけれど…」

戦士「訳有りか…ふむ」

中年の女「当面盗賊ギルドで彼らの面倒を見る様に父に進言するわ…リコル…あなたにも強力してもらうわよ」

戦士「やっと俺の価値が分かって来たか」

少女「母!私も忘れるな」

中年の女「そうね…良い子ね」ナデナデ


--------------


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
877Res/1322.67 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice