勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の完結
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647:名無しNIPPER[sage saga]
2022/12/21(水) 20:17:09.47 ID:bVSMz8780
『夢』


タタタターン! ドドーン!! パラパラ


僕「おい!!大丈夫か!?」

男「ぁぁぁぁ…目が見え無ぇ…げふげふっ…げほぉ!!」ボタボタ

姉「瓦礫から掘り出すんだ!!」ガッサ

男「上手い事瓦礫で塞がった様だな…ハァハァ」

僕「姉御…手…手が無い…」プルプル

男「おい小僧…何処だ?こっちへ来い」

僕「今腕を縛って血を止める…」ダダ

男「おい良く聞け…俺の装備品を持ってお前等は逃げろ…地上に出て何とか逃げ延びろハァハァ」

僕「逃げるって…何処に!?そこら中機械だらけだ」

男「俺の左手に小さな石を握っていた筈だ…そいつを使えば消える事が出来る」

姉「これだ!!有った!!」ダダ

男「小僧!装備品は全部お前にやる…だから必ず生き延びろ…分かったな?」


シャカシャカ…


姉「マズイ…裏手に回られ始めてる…」キョロ

男「俺はもう手遅れだ…早く行け…ここでお別れだ」

僕「ダメだ!!置いて行けない!」ガサガサ

男「もう手も足も感覚が無い…構わず行け」

姉「くぅぅ…い…行くよ」グイ

僕「姉御…」

男「おい忘れてるぞ?俺の腰にミスリルダガーと銃がある…それを使って身を守れ」

僕「ダガー…銃…あ…有った」ガチャ


タタタターン


姉「来たぁ!!くぅぅ…」

僕「こ…このぉ!!」ギリ

小型の機械「ピピピ…」シャカシャカ

僕「来るなぁぁぁ!!」ダーン! ジャラジャラ


ドーン!!


小型の機械「…」プシューーー ドタリ

男「や…やれば出来るじゃ無ぇか…さっさと行け」グター

姉「行くぞ!!撒かれる…」グイ

僕「くぅぅぅ…」タッタッタ


タッタッタ…



---まだ俺はその男を超えていない---

---まだ死ぬ訳に行か無ぇ---


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