606:名無しNIPPER[sage saga]
2022/12/12(月) 18:32:21.58 ID:X4eygvxo0
『樽湯』
チャプン モクモク
剣士「姉さん!湯加減はどう?」
女オーク「すこし冷めて来たから足し湯が欲しいわ…」チャプ
剣士「これ…一緒には入れなさそうだね」チョロチョロ
女オーク「無理ね…湯が全部溢れてしまう」
剣士「この場所…船首楼で丁度隠れて良い水浴び場になりそうだ」
女オーク「良いの?雨漏りの処置に行かなくて?」
剣士「まだどこで雨漏りするか分からないからさ…もう少し雨が降ってからだね」
女オーク「雨に当たりながらの湯は気持ち良い…」
剣士「姉さん沢山働いたから体を温めてゆっくりしてて良いよ」
女オーク「ウフフ…」チャプン
シュタタ シュタタ
少女「ミライ!!何か来る!!休む暇無い!!」シュタ
剣士「え!!?」
少女「雨で匂い流れる…父…何処行った?」
剣士「荷室に降りてる筈…」
少女「急げ!!何か来る!!」シュタタ
剣士「ちょ…」キョロ
シュルシュル ガツン!
女オーク「え!!?」ザバァ
剣士「ロープが掛けられた音だ…マズい!!」
海賊1「うらぁぁぁ乗り込めぇぇ!!」
海賊2「ひゃっほーーーう!!」
女オーク「ミライ!!私が時間を稼ぐ!!皆呼んできて!!」ザブ ダダダ
剣士「姉さん…裸で戦うの?」
女オーク「気にならない…木槌で戦うから早く行って!!」ダダ
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